年末までにやるべきこと4選~2023年バージョン~

こんにちは〜🌤️おりおりです🙋‍♀️

年末に向けて

今年もいよいよ残すところあと2ヶ月を切りました。

昨年と同様、今年も年末に向けてやるべき事を整理していきましょう。

年末までにやるべきこと4選~投資の大掃除!?~

昨年と大筋は変わらないですが、今年の大きなイベントとしてはNISA制度の改正、細かい所で言うとふるさと納税の改悪や年収130万円の壁の撤廃などがありました。

それらも踏まえると大きくはこんな感じでしょうか。

では、ひとつずつ見ていきましょう。

損出しは昨年と同じだし対象者も少ないから割愛だね

ふるさと納税

まず、年末までと言えば真っ先に思い付くのがこれでしょう。

ふるさと納税は1月1日~12月31日に寄付を行った分が当年度の所得税の還付(控除)、翌年度の住民税の控除の対象となるため、今年分は年末までに行う必要があります。

所得税は会社員などで源泉徴収されている場合は(いったん払った後なので)還付、個人事業主などで確定申告後に納付している場合は控除になります。

どちらにせよ実態としては税金を先払いして、プラスで2,000円を納めるだけで、先払いした金額の最大3割もの価値の返礼品がタダで貰えるわけですから、使わない手はないでしょう。

ですが、ふるさと納税と言えば10月に改悪されたのが記憶に新しいです。

ふるさと納税が2023年10月から改悪に~返礼品の量が減る!?~

これによって寄付金額の3割の返礼品というのは難しくなったかも知れませんが、それでもまだまだ、ふるさと納税はやった方が良いでしょう。

というのも、仮に返礼品の価値が寄付金額の2割であったとしても、リスクは先出し+2,000円だけですから、最も不利な条件(全額が住民税の特別徴収(翌年の6月から翌々年の5月、平均して翌年12月に支払う分))だとしても、

資金拘束は、最大(1月に寄付)で約2年、最小(12月に寄付)で約1年となり、

ふるさと納税の寄付額が3万円だった場合、2,000円で6,000円(3万円の2割)分の返礼品が得られる(4,000円得をする)わけですから、先出し(ふるさと納税)を止めて運用に回したとしても、

利回りが年率で約6.7%(4,000 / 30,000 / 2)~約13.3%(4,000 / 30,000)以上でないと元が取れません。

そう考えると、12月にふるさと納税をするのが(年率で約13.3%相当)拘束期間的には一番お得になるので、改悪後にやる事になったとしても気後れする必要はありません。

何なら、6月に返礼率3割でふるさと納税した場合でも利回りは約15.6%(7,000 / 30,000 / 1.5)相当なのですから。

先出しするお金が無いなら仕方ないけど、投資に回す余裕があるならまず(利回りを考えて)ふるさと納税が最優先ね

新NISAの設定

次に今年の一番の目玉になるであろう新NISAの設定です。

単純に枠が増えるため、今までもっと投資する余裕はあったけどつみたてNISAの枠に合わせていた、という人は、積み立て額を増やすことも出来ますし、

そうでなくても、クレジットカード積立(クレカ積立)の利便性も大きく変わります。

これまで、つみたてNISAでは年間40万円までという制限があったがゆえに、月33,333円までしか設定ができず、証券会社によっては年度の途中から始めたとしても増額設定や設定追加など(クレカ利用不可)で対応するしかない、という歯がゆい状態でしたが、

新NISAでは最低でも月10万円は可能ですから、クレジットカードも月5万円(こちらは法律で定められいるので増える事はなさそうです)までは自由に使えるようになるでしょう。

しかし、どの証券会社も実際に来年の積立設定が可能になるのはギリギリ(12月に入ってから?)になるようです。

ここで要注意なのが積立設定の締切日で、これに間に合わないと積立が翌々月(2月)からになってしまいます。

クレカ積立は、SBI証券(買付日:毎月1日)が前月の10日、楽天証券(買付日:毎月1日または8日)が前月の12日、マネックス証券(買付日:毎月15日ごろ)が当月の9日(こちらは1月に入ってもOK)と、証券会社によっては設定可能な期間がシビアになります。

成長投資枠もありますし、年間360万円投資したいという人でなければ1月を逃しても問題はないのですが、1月分のクレカ積立(のポイント)は後から遡って得ることは出来ないので、(250~500ポイントとは言え)損をした気分になります。

また、証券会社の変更(NISA口座の金融機関変更手続き)も10月頭から始まっています(変更しなければ自動的につみたてNISA口座がある証券会社で新NISA口座が作られます)。

金融庁との書面でのやり取り(勘定廃止通知書など)もあり、変更まで時間を要するため、変更したい人でまだの場合は早めにやっておいた方が良いと思います。
(変更後も今年中の積み立ては変更前の金融機関で行われるためギリギリまで粘る必要はありません)

10年・20年と保有する予定のものだから、他と比べて手数料が高いとかじゃなければ細かいポイント差とかはあまり気にしなくて良いかも

家計の見直し

NISAの積み立て設定を変えると、おのずとこちらの見直しも必要になってくるでしょう。

しかし、あまりNISAありきで家計を考えると無理が生じて続かなくなってしまうため、生活の満足度があまり低下しない程度に、節約できるものは節約し、

副業をやるにしても、あまり無理が無い(時間を使いすぎない)ようにして、結果的に余ったお金を投資する、というイメージの方が良いかと思います。

投資のための節約術4選~鍵を握るのは支出~

ですが、扶養内でパートをしている人であれば、今年と来年はチャンスかも知れません。

年収130万円の壁が撤廃へ~年収200万円でも扶養に!?~

また、格安SIMへの乗り換えや貯蓄型保険の解約など、費用対効果が高いものがまだの人は、年末の大掃除ということで、これを機にやってみると良いかと思います。

格安SIMについてはかなり広まってきたとは言え、いまだに3大キャリアの方が電波が届きやすい、という勘違いをしている人も少なくないようです(実際は、楽天モバイル以外は3大キャリアの回線を使っているため、電波の届きやすさに違いはありません)。

貯蓄型保険は途中解約すると一時的に損失になりますが、返戻金を初期投資額として、そこから毎月「今までの保険料 -(同程度の保険金の)掛け捨て保険の保険料」を積み立てた結果を計算すると、解約した方がお得になるケースがほとんどでしょう。
(解約したら損、ではなく持っている時点で損という方が正しいかも知れません)

サブスクなんかも今年1年を振り返って、あまり使わなかったというものは整理しても良いかもね

将来設計の見直し

今年1年を振り返ると地味に大きかったものとして、物価高もあります。

厳密には昨年の後半から始まっていたのですが、まさかここまで長引くと予想した人は少ないんじゃないかと思います。

これが長期にわたって続いた事で、インフレによって将来どうなるのか、イメージも付きやすくなったのではないでしょうか。

インフレと投資~この1年半で得られたもの~

最も重要なのは、長期投資しても(インフレを加味すると)実質あまり増えていない、という結果もありえる、ということです。

それでも、インフレによって実質目減りする貯金よりはずっと良い(貯金の代わりとしては間違いない)のですが、増やすということを目的にすると微妙かも知れません。

年齢が上がるとともにお金の価値が減る、という考え方もありますし、これに(年齢関係なく)年数が経過するとお金の価値が減る(インフレ)という要素も加わると考えると、

これを機に、今と将来の割り振り方(いくら使って、いくら投資に回すか)を考え直してみてもいいかも知れません。

今使うか、先送りするかの二択ね

それでは皆様、よきフィットネスライフを〜🏃‍♀️

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NISAはSBI証券、iDeCoはマネックス証券がおススメです

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