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マネックス証券iDeCoのメリット・デメリット~SBI・楽天証券と徹底比較~

2025年7月5日

こんにちは〜🌤️おりおりです🙋‍♀️

iDeCo選びでの重要ポイント

iDeCoをどの証券会社で始めるか、で悩んだ時にまず注目しがちなのが手数料ですが、これは意味がありません。

証券会社なら、どこもほぼ同じ(最安値)だからです。

では決め手は何か、と言うと取り扱い商品(運用商品)です。

もちろん、欲しい商品があるかどうかが第一ですが、要らない(買う可能性がない)商品が少ないことも重要です。

その理由は、iDeCoの運用商品は証券会社(運営管理機関)ごとに上限数が決まっているからです。

運営管理機関は、必ず3以上35以下の商品を選択肢として選定し、加入者等に提示することとなっています。

iDeCoの概要 |厚生労働省

この空きが多ければ将来、新たに優秀な商品が出てきた時に採用される可能性が高まります。

「少数精鋭」になっているがベストなのね

iDeCoの運用商品数

マネックス証券のiDeCoの運用商品数について、SBI証券・楽天証券と比較してみました。

運用商品数の比較

こちらは前述のとおり、少なければ少ないほど良いです。

マネックス証券SBI証券楽天証券
運用商品数27本38本(実質:35本)37本(実質:35本)
iDeCoの運用商品数の比較(2025年7月4日時点)

SBI証券と楽天証券は35本を超えているのですが、ターゲットイヤー型の商品は1つのシリーズを1本としてカウントする、というルールがあり、

このターゲットイヤー型がSBI証券には4本、楽天証券には3本あるため、どちらも厚労省の基準では35本となります(ちなみに、マネックス商品には1本もありません)。

ターゲットイヤー型ファンドって何?

・複数の資産に分散して運用するバランス型ファンドのひとつのタイプです。
・あらかじめ目標とする年(ターゲット・イヤー)を決め、最初は株式中心の積極的な運用を行い、ターゲット・イヤーに向けて積極運用の割合を引き下げていき、ターゲット・イヤーに達したら、預金や国債中心の完全な安定運用に切り替えます。

今、知っておきたい「ターゲットイヤー型ファンド」とは?|特集|投資信託・外貨建MMF|SBI証券

例えば、SBI証券だと「セレブライフ・ストーリー2025」「セレブライフ・ストーリー2035」「セレブライフ・ストーリー2045」「アクティブ セレブライフ・ストーリー2055」があり、

現在の年齢に合わせて選べるのですが、iDeCoの場合、スイッチングがある(自分で株式中心→債券中心みたいな形にも切り替えられる)ため、あまりメリットは無いと思います。

運用商品の除外について

実は新商品の追加に先立ち、楽天証券は2025年5月15日にiDeCoラインナップから、9本の商品を除外する旨を発表しています。

商品が除外されると、すでにその商品を保有している場合は運用を継続することは可能ですが、新規の買い付けはできなくなります。

ですので、これに合わせて除外対象の商品を保有している人に、除外に同意するかの意思表示をするための「回答書」が送られました。

3分の2以上の人が同意すれば除外、同意しなければ除外は撤回されます。

しかし、加入者や運用会社の一部から問い合わせや異議申し立てが殺到したのか、当初の回答期限(6月30日)は延期され、7月4日現在、除外は実現できていません。

もし、無回答=同意扱いなどで3分の2以上になって除外されたとしても、除外商品を買付設定していた人は気付かない間に元本確保型などに変更され、機会損失になる可能性もあります。

セレクトプランとオリジナルプラン

この問題はSBI証券も抱えており、2018年11月に新プラン(セレクトプラン)という形で、新規の加入者を既存の加入者と切り分けてラインナップを一新しています。
(既存の加入者は、新プランに変更か、旧プラン(オリジナルプラン)を継続かを選べます)

Q.【iDeCo】新プラン(セレクトプラン)と旧プラン(オリジナルプラン)は何が違うのですか

A.プランによって、運用商品(投資信託)が異なります。

2021年1月4日にオリジナルプランの新規の受付を停止しております。
2021年1月5日以降はセレクトプランのお申し込みのみ承っております。

※既にオリジナルプランにご加入されている方は今までと変わりなく運用継続いただけます。
運用商品のスイッチングや掛金の配分設定の変更などにも一切支障はございませんので、ご安心ください。

【iDeCo】新プラン(セレクトプラン)と旧プラン(オリジナルプラン)は何が違うのですか : SBI証券

しかし、これは2018年に現在の35本に限定するように法律が改正された(それまでは制限なしだった)ため、特例措置だと思われます。
(今後、新商品を入れるための手法としては使えない)

その点、SBI証券(2005年1月開始)や楽天証券(2016年9月開始)と比べて後発のマネックス証券(2017年9月開始)は、

制限されてから削ってギリギリに納めたのではなく、将来を見据えて初めから絞り込んでくれていると言えます。

除外という手順を踏まずに追加できるのは大きいね

iDeCoの運用商品ラインナップ

マネックス証券のiDeCoの運用商品の中身についてはどうでしょうか。

マネックス証券SBI証券楽天証券
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)×
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)  △ ※1×
NASDAQ100連動インデックスファンドありなしあり
人気ファンドの取り扱いがあるかの比較
※1:「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」のみ

まずは、何と言っても投資信託全体の売れ筋ランキングでダントツのツートップになっている「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」ですが、

iDeCoで取り扱っている金融機関は意外と少なく、SBI証券と楽天証券も例外ではありません。
(両方あるのは、マネックス証券・松井証券・auアセットマネジメント・北國銀行 のみ)

また、ランキング上これといった商品こそありませんが、指数としては人気があるNASDAQ100に連動するインデックスファンドも、どれか1つでも存在する金融機関はかなり少ないです。
楽天証券・マネックス証券・auアセットマネジメント・SMBC日興証券・あいおいニッセイ同和損害保険 のみ)

それでは、他の運用商品についても比較してみましょう。

外国株式インデックスファンド

まずは、売れ筋ランキングの上位を占めている外国株式インデックスファンドです。
(信託報酬は、内部でETFを買い付けている場合、その費用も含めます(以下、全て))

先進国

マネックス証券信託報酬SBI証券信託報酬楽天証券信託報酬
eMAXIS Slim 全世界株式
(オール・カントリー)
0.05775%eMAXIS Slim 全世界株式
(除く日本)
0.05775%楽天・プラス・オールカントリ
ー株式インデックス・ファンド
0.05610%
eMAXIS Slim 米国株式
(S&P500)
0.08140%eMAXIS Slim 米国株式
(S&P500)
0.08140%楽天・プラス・S&P500
インデックス・ファンド
0.07700%
eMAXIS Slim 先進国株式
インデックス
0.09889%ニッセイ外国株式
インデックスファンド
0.09889%たわらノーロード先進国株式0.09889%
たわらノーロード
NYダウ
0.24750%eMAXIS Slim 先進国株式
インデックス
0.09889%楽天・全米株式インデックス
・ファンド(楽天・VTI)
0.16200%
iFreeNEXT NASDAQ100
インデックス
0.49500%SBI・全世界株
インデックス・ファンド
(雪だるま(全世界株式))
0.10220%楽天・全世界株式インデックス
・ファンド(楽天・VT)
0.19100%
インデックスファンド海外
株式ヘッジあり(DC専用)
0.17600%楽天・プラス・NASDAQ-100
インデックス・ファンド
0.19800%
iFree NYダウ・インデックス0.24750%
EXE-i全世界中小型株式ファンド0.25600%
外国株式(先進国)のラインナップ比較

新興国

マネックス証券信託報酬SBI証券信託報酬楽天証券信託報酬
eMAXIS Slim 新興国
株式インデックス
0.1518%eMAXIS Slim 新興国
株式インデックス
0.1518%インデックスファンド海外新興国
(エマージング)株式
(DCインデックス海外新興国株式)
0.2750%
外国株式(新興国)のラインナップ比較

確かに数としてはSBI証券や楽天証券の方が多いのですが、信託報酬が高かったり、雪だるま(全世界株式)や楽天VTは三重課税の問題があったりするため、実質的な選択肢の数としてはあまり変わりません

オルカン以外の全世界株はNG!?~三重課税・隠れコスト~

続きを見る

外国債券インデックスファンド

次に、若いうちはリターンが物足りないものの、高齢になるとリスクの低さから、(スイッチングがあるiDeCoは特に)乗り換え先として有力な外国債券インデックスファンドです。

マネックス証券信託報酬SBI証券信託報酬楽天証券信託報酬
eMAXIS Slim 先進国
債券インデックス
0.1540%eMAXIS Slim 先進国
債券インデックス
0.1540%たわらノーロード
先進国債券
0.1870%
たわらノーロード
先進国債券
<為替ヘッジあり>
0.2200%インデックスファンド
海外債券ヘッジあり
(DC専用)
0.1760%たわらノーロード
先進国債券
<為替ヘッジあり>
0.2200%
iFree 新興国債券
インデックス
0.2420%iFree 新興国債券
インデックス
0.2420%インデックスファンド海外
新興国(エマージング)
債券(1年決算型)
0.2750%
外国債券のラインナップ比較

こちらは3社とも、先進国(為替ヘッジなし・あり)と新興国の3つで、過不足ない感じです。

ただし、楽天証券は3つともやや信託報酬が高めなのが少し気になるところです。
(今後、「楽天・プラス」シリーズが出たとしても、運用商品数の空きが無いのが痛い)

国内株式・債券インデックスファンド

円高やアメリカ経済の先行き不安から、今年に入ってから人気が出ているのが国内株式です。

原則、老後に取り崩すまで保有し続ける前提のNISAではあまりおススメしませんが、スイッチングがあるiDeCo(一時的な保有でも可)なら、こちらも選択肢に入ってくるでしょう。

また、今はあまり旨味がありませんが将来、金利が上がってくれば国内債券もアリでしょう。

国内株式

マネックス証券信託報酬SBI証券信託報酬楽天証券信託報酬
One DC国内株式
インデックスファンド
0.1540%ニッセイ日経平均
インデックスファンド
0.1430%たわらノーロード
日経225
0.1430%
DCニッセイ日経225
インデックスファンドA
0.1540%eMAXIS Slim 国内株式
(TOPIX)
0.1430%三井住友・DCつみたてNISA・
日本株インデックスファンド
0.1760%
iFree JPX日経400
インデックス
0.2145%
国内株式のラインナップ比較

国内債券

マネックス証券信託報酬SBI証券信託報酬楽天証券信託報酬
三菱UFJ国内債券
インデックスファンド
(確定拠出年金)
0.1320%eMAXIS Slim 国内債券
インデックス
0.1320%たわらノーロード
国内債券
0.1540%
国内債券のラインナップ比較

「One DC国内株式インデックスファンド」と「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」はTOPIXなので、3社ともにTOPIXと日経平均は揃っています(マネックス証券はJPX日経400もあります)。

ただし、国内株式の場合、iシェアーズ・コア TOPIX ETF(1475)(信託報酬:0.06%)やMAXIS トピックス上場投信(1348)(信託報酬:0.078%)などの東証上場ETF(iDeCoは投資信託のみのため購入不可)の方がコストが格段に安いため、悩ましいところです。

その他のパッシブ運用ファンド

その他にも、ゴールドやREIT、バランスファンド(アクティブ運用は除く)などがあります。

ゴールド

マネックス証券信託報酬SBI証券信託報酬楽天証券信託報酬
ゴールド・ファンド
(為替ヘッジあり)
0.4070%三菱UFJ純金ファンド
(ファインゴールド)
0.9900%ステートストリート・
ゴールドファンド
(為替ヘッジあり)
0.8950%
ゴールドのラインナップ比較

どの証券会社も1つずつしかないですが、ポートフォリオの一部として有力な資産(アセット)クラスなので、為替ヘッジあり・なしだけでも選ばせて欲しいところです(SBI証券だけが為替ヘッジなしになっています)。

REIT

マネックス証券信託報酬SBI証券信託報酬楽天証券信託報酬
DCニッセイJ-REIT
インデックスファンドA
0.1870%ニッセイJリート
インデックスファンド
0.2750%三井住友・DC日本リート
インデックスファンド
0.2750%
三井住友・DC外国リート
インデックスファンド
0.2970%三井住友・DC外国リート
インデックスファンド
0.2970%三井住友・DC外国リート
インデックスファンド
0.2970%
REITのラインナップ比較

iDeCoでは分配金は受け取れず、自動的に再投資されるため、トータルリターンが低い代わりに安定した分配金が得られるREITはあまり旨味がありません。

バランスファンド

マネックス証券信託報酬SBI証券信託報酬楽天証券信託報酬
eMAXIS Slimバランス
(8資産均等型)
0.1430%eMAXIS Slimバランス
(8資産均等型)
0.1430%楽天・インデックス・
バランス(DC年金)
0.1620%
iFree 年金バランス0.2420%セゾン・グローバル
バランスファンド
0.5600%
セゾン・グローバル
バランスファンド
0.5600%
バランスファンドのラインナップ比較

スイッチングにて非課税でリバランスもできるiDeCoでは、バランスファンドのメリットも小さいですが、特に信託報酬が0.2%を超えてくるとほぼ選ぶ場面は無さそうです。

アクティブファンド

原則、アクティブファンドは分配金狙いの一部を除いて非推奨で、iDeCoでは分配金は受け取れないのであまり意味はありませんが、一応本数だけ上げておきます。

マネックス証券SBI証券楽天証券
アクティブファンドの商品数9本13本16本
アクティブファンドの本数比較
(ターゲットイヤー型は1本としてカウント)

個人的に買いたいアクティブファンドがあれば別ですが、厚労省が定めた上限数(35)と今後の拡張性を考えると、少ない方が良いと思います。
(もし分配金が受け取れるなら、下記のようなファンドも選択肢に入ってきます)

プラチナNISA頂上決戦~毎月分配型の最強はどれか~

続きを見る

iDeCoの特性(スイッチングあり・分配金なし)も商品選びには重要なのね

マネックス証券のiDeCoが良い理由

マネックス証券のiDeCoを、SBI証券・楽天証券と比較した結果をまとめるとこうなります。

ポイント

・拡張性(運用商品数の少なさ):マネックス証券>>>SBI証券=楽天証券

・eMAXIS Slim の オルカン と S&P500 がある:マネックス証券 のみ

・NASDAQ100 連動のファンドがある :マネックス証券・楽天証券 のみ

・外国株式のラインナップ:ほぼ横並び

・外国債券のラインナップ:SBI証券>マネックス証券>>楽天証券

・国内株式/債券のラインナップ:マネックス証券>SBI証券>楽天証券

以上から、総合するとマネックス証券一択と言っても良いでしょう。

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もちろん、今後はSBI証券や楽天証券が巻き返したり、もっと優秀なラインナップを揃えた証券会社が参入したりする可能性はありますが、

iDeCoはNISAとは違い、金融機関の変更だけでなく移管(これまで積み立てた資産を移し替えること)も可能です。

つまり、とりあえず現時点でベストな金融機関を選んでおけば良いのです。

iDeCoそのもののメリットについても過去に詳しく解説していますので、迷っている方はこちらも合わせて参考にしてみて下さい。

iDeCoを今すぐ始めるべき4つの理由~口座乗っ取り対策も万全!?~

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iDeCoはNISAよりも優先した方がいいくらいの制度だよ

それでは皆様、よきフィットネスライフを〜🏃‍♀️


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