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こんにちは〜🌤️おりおりです🙋♀️
固定費を見直したら次は変動費
以前、投資用の種銭(たねせん)を作るための節約術(主に固定費の見直し)についてお話しましたが、固定費の見直しが終わったら次は変動費ということになります。
一度見直せば半永久的に持続する固定費ほどではないにしろ、変動費も(考え方が変わることによって)ある程度は持続性があるものなので重要かと思います。
変動費と言えば、食費・日用品費・交際費・交通費・医療費・美容費・特別費などがあります。
例外的に、水道光熱費については一般的に固定費とされていますが(生活スタイルによって大きく変わるため)実質的に変動費に近いと思いますので、今回は含めています。
他にも、被服費や娯楽費という分類があったりしますが、(どこに含めるかの問題で)大筋は変わらないでしょう。
全体的に言える事としては、まず収入から絶対に必要でかつ減らす事の出来ない支出(家賃や格安SIM、最低限の掛け捨て保険など)を引いて、さらに投資用の資金も除けておいて、残りの金額をこれらの変動費で分け合う、というイメージで良いかと思います。
貯金の場合、「先取り貯金」と言われたりしますが、この貯金を投資に置き換えるイメージです。
(自動で投信積立の設定などが出来る場合、引き落としを給料日の直後に設定しておけば、おのずとそうなります)
使える金額が決まっていたら、その中でやりくりしようとするわね
食費・日用品費について
変動費と言うとまずこちらを思い付く方が多いと思いますが、基本的に満足度とのトレードオフになるため、どこまで妥協するか、ということになります。
ただし、同じ物を買うなら、安い店で買った方が良いです。
とは言うものの、以前の記事でもお話した通り、10円安い食材を求めてスーパーを梯子、といった「労力(時間)は無料」とするやり方はあまりおススメできません(その行動自体が好きなのであれば問題ありませんが)。
実質、実店舗であれば、コンビニではなく出来るだけスーパーを使う(週1~2回、まとめ買いをする事で労力も省く)くらいで良いかと思います(買い物の回数が少ないと、1ヶ月の食費がいくらになるのかイメージしやすい、というメリットもあります)。
しかし、ネットショッピングは話が別です。
こちらは、数店舗見回ったところでかかる労力(時間)は知れていますし、意外と価格差があったりするのでチェックした方がいいかと思います。
個人的には、Amazon・ヨドバシ.com・楽天市場(またはYahoo!ショッピング)はチェックするようにしています。
中でもヨドバシ.comは現状、アフィリエイトが無いためあまりリンクが張られる事が無く、知る人ぞ知るというような感じになっていますが、実はAmazonと同様に送料無料で配達も早く、少量での販売も行っていたりするため重宝します。
(Amazonと違って大きな段ボールで届いたりもしないので、個人的には同じ値段ならこちらを選ぶようにしています)
特に日用品の場合、実店舗よりも安いこともあるね
交際費・交通費・医療費について
こちらについては、基本的にあまり削れる所は無いと思います。
交際費を削るとそれだけ関係性にも影響しますから、余計だと思うものをカットするくらいでしょうし、交通費についても(特に会社員であれば通勤は会社負担なので)元々少ない上に削れる余地もほとんど無いでしょう。
電車やバスを利用する代わりに徒歩にしても、ほとんどの場合、時間単価で考えると割に合わないですし、高く付くタクシー移動などは元々(必要な場面以外では)あまり利用しない人が多いでしょう。
医療費については削るべき所では無いのですが、長い目で見ての対策は可能です。
食生活を見直して健康的に過ごすことで、将来発生する医療費を抑える、ということです。
ただし、そのために高価な食品やサプリを購入して食費が上がってしまっては(経済面では)意味が無いので、基本的に(身体に悪いものを)削るだけ、という考えが良いかと思います(置き換えるとしても安価なもの限定にする)。
ダイエットに関しても同じような考え方だね
美容費・特別費について
こちらも食費・日用品費と同様、満足度とのトレードオフということになるのですが、衣服や家具・家電などではこれに「リセール」という要素が加わります。
買う時の値段が高くても、不要になった時に高く売れるのなら問題ない、ということです。
しかも往々にして高い商品ほどリセールが良かったりします。
特に家具などは、家具屋で買ったら出張買取りまで出来たのに、安いからとネット通販で買ったら、買取りどころか処分費用が発生した、といういわゆる「安物買いの銭失い」みたいな事が発生しがちです。
(リサイクルショップに持ち込んでも、ノーブランド品は買い取れません、みたいに言われたりします)
家電にしても日本の大手メーカーだと買い取れるけど、聞いた事のない中国のメーカーなどでは買い取りを断られたりします。
とは言え、「購入価格-売却価格」が全てかと言うとそんなことは無く、差額が同じだとしても購入価格が高ければそれだけ多くのお金が拘束される(投資に回せるお金が減る)わけですから、同じなら低いに越したことはありません。
ですが、所有している間、それだけ高価な(質が良い)ものを使える、というメリットもありますから、やはり満足度とのトレードオフということになります。
満足度は数値化できないから比較が難しいわね
水道光熱費について
こちらについてはやり方によっては大きく変動するため、見直してみると良いと思います。
とは言え、こまめに電気を消す、などはイメージが湧きやすい反面、実際の効果はわずかなもので、手間に見合わないことが多いため、あまりおすすめ出来ません。
個人的に最も大きな差が出るのは「暖房」かと思います。
これに対して、冷房はもともとエアコンくらいしか効果的な手段が無く、扇風機などでの代用は快適度が著しく低下する上に無理をすると健康的にも良くない(先ほどの医療費にも繋がる)ため、あまり節約できません。
(もちろん、必要以上の冷房は止めた方がいいですが)
暖房についてはこの2点が重要ポイントです。
- エアコン以外の電気暖房は著しく効率が悪い(光熱費あたりの暖房効果が低い)
- 密閉空間を除いて、ピンポイントで温めても意味がない(空気は循環する)
ですので、よく陥りがちな罠が、節電しようとハロゲンヒーターや小型の電気ファンヒーターなどに切り替えたら、むしろ以前よりも電気代が高くなった、というものです。
いくら小型で最大消費電力こそ少なくても、どんどん周りから冷たい空気が入ってくる中、強運転で動き続けたら電気代は恐ろしいことになります。
(そもそも小型の暖房機器はインバーター制御がなく、強弱を自由に変えることが出来ない事が多いです)
その点、エアコンは最大消費電力こそ高けれど、現在の温度に合わせて強弱を変えてますし(実質、最大で動くことはほとんどない)、電気を直接熱に変えているのではなく、室外機と合わせて熱交換(冷たい空気を外に出す)を行っているためそもそもの効率も良いです。
例外はこたつなどの密閉式の暖房機器で、こちらは効率こそ悪くても、暖める体積が少ない(冷たい空気が入ってこない)ため、(その場から動けなくなる、などのデメリットはありますが)電気代という観点では悪くないと思います。
また、寒冷地などでエアコンでは能力不足の場合、灯油やガス(都市ガスに限る)による暖房が良いでしょう。
(加湿効果も加味すると、寒冷地じゃなくてもエアコンの代わりにこちらの選択肢もアリ、という意見もあります)
このように、1つの変動費でも少し深掘りしてみると、知らなかった事が色々と出てきたりするので、調べてみるのも良いかと思います。
得た知識が節約に繋がるとなお良いわね
それでは皆様、よきフィットネスライフを〜🏃♀️