ネットトータルリターンとは~トータルリターンとの違い~
こんにちは〜🌤️おりおりです🙋♀️ グロスとネット 同じ指数(S&P500 や MSCI ACWI(オルカンの指数)など)でも、3種類の指数が存在します。 まず1つ目が「プライスリターン」指数と呼ばれ、単純に構成銘柄の株価を平均(時価総額加重型の場合はウエイトも考慮)したものですが、普段目にするチャートのほとんどがこれかと思います。 しかし、株式であれば配当が発生するため、本当のパフォーマンスを知るにはこれを加味する必要があります。 そこで開発されたのが、2つ目の「(グロス)トータルリターン」指 ...
【無慈悲】国民健康保険の裏側~子育て世帯に高負担~
こんにちは〜🌤️おりおりです🙋♀️ 国民健康保険の概要 国民健康保険とは、他の医療保険制度(被用者保険、後期高齢者医療制度)に加入していない全日本在住民を対象とする医療保険です。 言い換えれば、75歳未満で会社の健康保険(社会保険)に加入していない人全員になります。(75歳以上は全員が後期高齢者医療制度です) ですから今、会社員の人も75歳以上まで働かない限り、必ず1度はお世話になる医療保険です。 ややこしいですが、「健康保険」と言うと会社員が加入するもので(大企業は健康保険組合、中小企業は協会けんぽ( ...
iDeCoから埋めてNISAから使う、が良い理由~特定口座は4年間だけ利用~
こんにちは〜🌤️おりおりです🙋♀️ 積み立て・取り崩しの優先順位 積み立てはNISAが先で特定口座が後(生涯投資枠(1,800万円)を埋めてから)、取り崩しは特定口座が先でNISAが後、というのはよく聞く話かと思います。 これは、(新)NISAの非課税期間が恒久(無期限)で、出来るだけNISAでの運用期間を長く、(税金が掛かる)特定口座での運用期間を短くするためですが、NISAとiDeCoにもはっきりと優先順位があります。 それは、積み立てはiDeCoが先、取り崩しはNISAが先、です。 もちろん、iD ...
避けられない負担増~70歳以上の高額療養費~
こんにちは〜🌤️おりおりです🙋♀️ 70歳未満との違い 前回、高額療養費の負担上限額(自己負担限度額)の引き上げについてお話しましたが、 これは70歳未満の話で、実は70歳以上も引き上げの対象になっています。 その詳細はこちらです。(年収約370万円以上の区分もあるのですが、70歳未満と同じ金額なので割愛しています) 所得区分(現)~2025年7月(現行)2025年8月~2026年7月所得区分(新)2026年8月~2027年7月2027年8月~~年収約370万円健保:標報26万円以下国保・後期:課税所得 ...
高額療養費の引き上げについて~サイレント増税!?~
こんにちは〜🌤️おりおりです🙋♀️ 「高額療養費制度」の上限額の引き上げ 先日の金融所得課税に引き続き、今度は「高額療養費制度、負担上限額(自己負担限度額)を引き上げ」というニュースが飛び込んできました。 しかも、こちらはほぼ確定で、2025年8月と2026年8月、2027年8月の3回に分けて段階的に引き上げられることまで決まっています。 引き上げ後の金額はこの通りです。 所得区分(現)~2025年7月(現行)2025年8月~2026年7月所得区分(新)2026年8月~2027年7月2027年8月~年収 ...
年初からの低迷について~冬は長くなるのか~
こんにちは〜🌤️おりおりです🙋♀️ 久々の寒い冬 早くも、年が明けて2ヶ月が経とうとしています。 ですが、米国株(全世界株)のインデックスファンドは厳しい状態が続いています。 2025年の年初からの主要ファンドの値動き インデックスファンドと言っても、連動する指数そのものではなく、円ベースであるため為替の影響を受けますので、分離するとこうなります。(正確には、指数=トータルリターン(配当込み)です) 2025年の年初からの指数(トータルリターン)と為替の値動き こうしてみると、指数(株価)自体は横ばいか ...
金融所得課税が30%に増税!?~増税後の社会を生き抜くには~
こんにちは〜🌤️おりおりです🙋♀️ 「1億円の壁」とは ここに来て、「金融所得課税30%」案という衝撃のニュースが飛び込んできました。 野党案とは言え最近、影響力が高いため「103万円の壁」引き上げと同様に注目されています。 増税だ、と頭ごなしに否定する意見も多いのですが、個人的には一般人にはさほど影響なく、「103万円の壁」とセットなら、むしろ歓迎だとさえ思います。 ちょうど最近、財源を理由に「103万円の壁」引き上げを躊躇する流れがあったため、その対抗策となり結果、「103万円の壁」引き上げを後押し ...
iDeCoと小規模企業共済を上手く組み合わせる方法~5年ルール改悪も問題なし~
こんにちは〜🌤️おりおりです🙋♀️ 5年ルール改悪は小規模企業共済も対象 先日、iDeCoの5年ルールが10年に改悪される、という話が出てきましたが、これは退職金だけではなく小規模企業共済も対象です。 これまでは、iDeCoを先に受け取って小規模企業共済を後に受け取った場合、5年以上空ければ退職所得控除がフルで使えていた(復活していた)のが、10年以上空けないといけなくなりました(受け取り順が逆なら20年以上)。 つまり、小規模企業共済(の一括受取り)は退職金と同じ扱い、というわけです。 この制度を前提 ...







