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お金

Zテック20は買いなのか~世界トレンド・テクノロジー株~

2025年3月30日

こんにちは〜🌤️おりおりです🙋‍♀️

出だしはイマイチ

昨年、2024年12月11日に登場し、一部で話題となったiFreePlus 世界トレンド・テクノロジー株(Zテック20)ですが、その後はどうなったのでしょうか。

この日からの値動きを主要ファンドと比較するとこうなります。

今のところ、S&P500 > NASDAQ100 ≧ FANG+ > Zテック20 ということで、最下位です。

2025年3月19日現在までの期間(日数)を横軸、リターン(%)を縦軸としたリターングラフはこうなります。

こちらも序盤は先ほどと同じ順位になっているのですが、1年になると逆転しているので順当にいけばZテック20がトップに躍り出そうな気がしますが、公式のバックテストを見る限りFANG+を上回ることは無さそうです。

あくまで過去の話だけどね

構成銘柄について

とは言え、重要なのは過去ではなく未来です。

ですが、今上がっているからと言って今後上がるとは限らないのと同様、今下がっているからと言って上がる保証もありませんし、

何を買うのが正解なのかは神のみぞ知る、と言ってしまえばそれまでなのですが、S&P500やNASDAQ100との違いを見ておきましょう。

最新(2025年2月28日時点)のZテック20の構成銘柄と比率はこのようになっています。

銘柄名業種名国・地域名比率
1APPLE INC情報技術アメリカ17.1%
2NVIDIA CORP情報技術アメリカ14.1%
3MICROSOFT CORP情報技術アメリカ14.0%
4AMAZON.COM INC一般消費財・サービスアメリカ10.6%
5ALPHABET INC-CL Cコミュニケーション・サービスアメリカ9.9%
6META PLATFORMS INC CLASS Aコミュニケーション・サービスアメリカ8.0%
7BROADCOM INC情報技術アメリカ4.5%
8TESLA INC一般消費財・サービスアメリカ4.4%
9TAIWAN SEMICONDUCTOR-SP ADR情報技術台湾3.7%
10ORACLE CORP情報技術アメリカ2.2%
11SAP SE-SPONSORED ADR情報技術ドイツ1.6%
12SALESFORCE.COM INC情報技術アメリカ1.4%
13ASML HOLDING NV-NY REG SHS情報技術オランダ1.3%
14CISCO SYSTEMS INC情報技術アメリカ1.2%
15SAMSUNG ELECTR-GDR REG S情報技術韓国1.1%
16ADOBE INC情報技術アメリカ0.9%
17SERVICENOW INC情報技術アメリカ0.9%
18QUALCOMM INC情報技術アメリカ0.8%
19INTUIT INC情報技術アメリカ0.8%
20ADVANCED MICRO DEVICES情報技術アメリカ0.8%
iFreePlus 世界トレンド・テクノロジー株(Zテック20)月次レポート(2025年03月17日)より抜粋

一番の特徴は何と言ってもテック系の少数精鋭ファンドとしては珍しく、アメリカ以外の企業も入っていることでしょう。
(ちなみに、S&P500の最新の構成銘柄はこちら、NASDAQ100はこちらで確認できます)

オルカンみたいに、世界だとS&P500より分散っていうイメージがあるわね

国別比率の違い

アメリカ以外の企業と言えば、実はNASDAQ100にも入っているのですが、比率が違います。
(S&P500とFANG+(昔は中国の企業も入っていましたが)はアメリカのみです)

国・地域名比率
アメリカ91.6%
台湾3.7%
ドイツ1.6%
オランダ1.3%
韓国1.1%
Zテック20の国・地域別構成
国・地域名比率
アメリカ98.3%
オランダ0.8%
中国0.6%
イギリス0.3%
NASDAQ100の国・地域別構成

アメリカ以外の比率、という意味ではオルカン(約40%)に比べたらどちらも少ないのですがNASDAQ100(約1.7%)と比べるとZテック(約8.4%)は5倍近くもあります。

面白いのが、これらアメリカ以外の銘柄を見ていると、Zテック20とNASDAQ100の双方にあるのは ASML HOLDING NV-NY REG SHS(オランダ)くらいで、それ以外はどちらか片方にしか無いようです。

どちらも日本の企業が無いのが残念ですが、実はくら寿司やメディロム(Re.Ra.Kuを運営)など、4社がNASDAQに上場しているそうです(今のところ上位100位には入っていませんが)。

また、Zテック20についても今後、日本から条件を満たすテック系の企業が出てくれば十分組み入れられる可能性はあると思います。

では、代表してZテック20(NASDAQ100とS&P500も同様)の構成比率トップ3(全て米国)と米国以外のトップ3の銘柄の値動きを見てみましょう。

前者は泣く子も黙る、アップル(AAPL)・マイクロソフト(MSFT)・エヌビディア(NVDA)の3社で、

後者は、台湾積体電路製造(TSM)・SAP SE-SPONSORED ADR(SAP)・ASMLホールディング(ASML)なのですが、SAPは上場してから期間が短いので、4位のサムスン電子(SMSN)を入れてみました。

結果は、やはりエヌビディア強し、なのですがTSMもかなり健闘しており、指数(S&P500やNASDAQ100など)と比べても頭一つ抜けています。

しかし、こちらを重視するのであれば野村半導体、ノム半などと呼ばれる野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)がTSMの構成比率で 11.9% もあるので、3.7% のZテック20よりも良さそうです。
(エヌビディアも 28.9%(Zテック20は 14.1%)あるので、ここ数年で見ればダントツです)

世界半導体株投資(ノム半)について~他のファンドと徹底比較~

続きを見る

信託報酬が高いのに人気だったのも納得ね

過去30年の成績

では、これらのリターンの推移を過去10年・30年で見てみましょう。

やはり、ここ10年で見るとエヌビディアがとんでもない事になっているのですが、それ以前も含めるとアップルやASML、TSMもかなり健闘しています。

これらはどれも年率で20%以上あり、これは資産が 72 / 20 = 3.6 年で2倍になる(72の法則)という驚異的なリターンです。
(積み立てでも 126 / 20 = 6.3年で2倍になります(126の法則))

これぞまさに個別株の醍醐味、といった所ですが、これらの銘柄を「選ぶ」というのは今だから出来る話で、これから伸びる銘柄が分かれば苦労しません。
(これまで伸びていたから今後も伸びるとは限らず、今は見る影もない当時はイケイケだった銘柄に投資した人など死屍累々でしょう)

だからこそ、多くの銘柄に分散されたファンドを買うのですが、先ほどの野村半導体のように半導体自体が落ち目になってしまうとアウトなものよりは、

テックという括りであれば大丈夫、また米国以外の企業にも投資をしたい、と思うのであればこのZテック20も有力な候補になると思います。
(Zテック20は過去にも取り上げていますので、興味がある方はどうぞ)

Zテック20について~一歩先いくUSテックトップ20との違い~

続きを見る

価額が下落傾向にある今、買いたいと思えるなら本物かもね

それでは皆様、よきフィットネスライフを〜🏃‍♀️


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