S&Pトップ10について~最強ファンドが爆誕!?~

こんにちは〜🌤️おりおりです🙋‍♀️

Tracers S&P500トップ10インデックスの概要

先日、2024年5月16日に注目のファンドがスタートしました。

その名も「Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)」、名前の通りS&P500のうち時価総額で上位10銘柄のみに投資するファンドです。

もちろん、マイクロソフトやエヌビディアなど、AIブームでイケイケの銘柄も含まれますし、こういった銘柄に重点的に投資が出来(高リターンが見込め)て、NISAにも対応している(ただし、成長投資枠のみ)、ということで注目されています。

同じようなファンドに、「iFreeNEXT FANG+インデックス」(つみたて投資枠も対象)もあるのですが、こちらが信託報酬が0.7755%なのに対して、「Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)」は0.10725%と破格な点も、追い風となっています。

厳密にはS&P500トップ10指数に連動する世界初のインデックスファンドですが、この指数自体も算出開始日が2024年4月5日となっています。

ですが、バックテスト(もし仮にこの指数があったとしたらどういった値動きになっていたのか、過去のデータを用いてシミュレーション)はされていて、上記のリンク先でも公開されています。

今回は詳しく触れませんが、過去のリターンはNASDAQ100を少し上回る程度のようです。

NASDAQ100の最安(楽天・NASDAQ-100)でも0.198%だから、この代わりとしても注目されているね

FANG+とは大きく違う

しかし、「Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)」(以下、S&Pトップ10)と、「iFreeNEXT FANG+インデックス」(以下、FANG+)とでは内容が大きく異なります。

それは、構成比率です。

Tracers S&P500
トップ10
インデックス
(米国株式)
iFreeNEXT
FANG+
インデックス
eMAXIS Slim
米国株式
(S&P500)

(参考)
マイクロソフト21.9%8.6%6.9%
アップル18.8%7.3%6.1%
エヌビディア13.9%12.8%4.4%
アマゾン・ドット・コム11.4%9.2%3.6%
メタ・プラットフォームズ7.7%11.5%2.5%
アルファベット(クラスA)5.8%8.2%2.1%
バークシャー・ハサウェイ5.3%1.7%
アルファベット(クラスC)5.0%1.3%
テスラ4.0%
ユナイテッドヘルス・グループ3.2%
ジョンソン・エンド・ジョンソン2.8%
ケンビュー0.2%
ネットフリックス9.9%
ブロードコム9.4%1.3%
スノーフレーク9.3%
イーライリリー1.4%
構成比率の比較(いずれも2024年2月末現在)

銘柄自体は同じような構成になっていますが、比率ではエヌビディアこそ同程度なものの、マイクロソフト(21.9%と8.6%)とアップル(18.8%と7.3%)は全く違います

それは、S&Pトップ10は時価総額加重平均ですが、FANG+は四半期(3・6・9・12月)ごとに等金額となるようリバランスを行なっているからです。

ですから、同じ10銘柄でもFANG+は(リバランスまでの間の株価の上下によって誤差はあるものの)原則、1位と10位であまり差がありません。

また、銘柄についてもFANG+は名前の元(頭文字)となっているフェイスブック(メタ)・アマゾン・ネットフリックス・グーグル(アルファベット)は今後、没落したとしても除外されない可能性もあります。

S&Pトップ10はS&P500の上位10銘柄の比率をそれぞれ約3倍にしたような比率になっているわね

実質コストはNASDAQ100の方が安い!?

また、信託報酬が安い、というのも鵜呑みにできない、という意見もあります。

と言うのも、投資信託には信託報酬以外の隠れコストがあり、それは少なくとも設定日から1年が経過して最初の運用報告書が出るまで分からないからです。

また、同じ日興アセットマネジメントのTracersシリーズである「Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)」(以下、配当貴族)の隠れコストが高いのも不安材料です。

Tracers S&P500
トップ10
インデックス
(米国株式)
Tracers S&P500
配当貴族
インデックス
(米国株式)
iFreeNEXT
FANG+
インデックス
ニッセイ
NASDAQ100
インデックス
ファンド
信託報酬0.10725%0.122%0.775%0.097%
(0.2035%)
売買委託手数料0.112%0.011%0.027%
有価証券取引税0.002%0.000%0.000%
その他費用0.154%0.014%0.029%
合計0.390%0.801%0.153%
信託報酬/合計
の割合
31.28%96.75%63.40%
隠れコストの比較(最新の交付運用報告書より)

このうち、「ニッセイNASDAQ100インデックスファンド」(以下、ニセナス)は集計期間(他が1年なのに対して6ヶ月弱)が違うので合計の数字は単純比較できませんが、着目すべきは合計費用のうちの信託報酬が占める割合(最後の行)です。

もし、S&Pトップ10が配当貴族と同じ割合だった場合、合計のコストは 0.10725 / 0.3128 = 約0.343% となり、ニセナスの 0.2035 / 0.6340 = 約0.321% より高くなってしまいます。

それでもFANG+よりは安いですが、S&Pトップ10のリターンがFANG+よりもNASDAQ100寄りである事を考えると、これは無視できないと思います。

FANG+は年4回のリバランスがあるから、時価総額加重平均のインデックスファンドよりもコストが高くなるのは仕方が無いね

S&P500トップ10は買いか

さらに言うと、時価総額加重平均ということはすなわち、買った後は株価の上下に合わせて勝手に比率が変わる=基本的には何もしない、ということです。

であるならば、個別株でいいのでは?という疑問もあります。

良くも悪くも、FANG+には均等にリバランスする、NASDAQ100には100銘柄に分散する、という機能があるためファンドで買う「意義」があります。

ですが、10銘柄でリバランス不要であればさほど手間になりませんし、どのみち成長投資枠限定(つみたて投資枠は不可)なので、先ほどのコスト問題も考えたら少なくとも1年後(に隠れコストが低い事が判明した場合)までは個別株の方が良いのかも知れません。

もし、S&P495(S&P500から上位5銘柄(GAFAM)を除くとリターンはTOPIXと大差ない)問題のような事を考えて買おうとしているのなら、

それは「今」の上位10銘柄を上位10位以内になる「前」から買っているから凄いリターンになるのであって、今の上位10銘柄を買い続けても同じリターンになるわけでは無い、という事を忘れてはなりません。

未来の上位10銘柄を「今」買えるのなら、勝つに決まっています。

それが分からないからこそ、未来のGAFAMになる可能性があるS&P490も買うのです。

ずっと人気であり続けるのには理由があるのね

それでは皆様、よきフィットネスライフを〜🏃‍♀️

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