広告 投資

【2025年9月最新】NISA・特定口座のおすすめファンド~グラフと表で人気の投信を徹底比較~

2025年9月11日

こんにちは〜🌤️おりおりです🙋‍♀️

主要人気ファンドの概要比較

今年、2025年と言えば、4月2日に突然、米国関税ショックが起こり、(指数にもよりますが)おおむね4月中ごろに底を打った後、7月~8月に最高値まで回復といった感じで、短い間ですが大きな変動を経験し、特に新しいファンドには良いサンプルとなりました。

そこで、これまでの値動きを比較し、どのファンドが買い(最強)なのか、検証してみたいと思います。

まずは、今回比較するファンドの概要です。

商品名委託会社名信託報酬
(目論見書)
合計コスト
(運用報告書)
設定日NISA
※1
eMAXIS Slim 米国株式
(S&P500)
三菱UFJアセット
マネジメント
0.0814%0.097%2018.07.03
eMAXIS Slim 全世界株式
(オール・カントリー)
三菱UFJアセット
マネジメント
0.05775%0.094%2018.10.31
eMAXIS NASDAQ100
インデックス
三菱UFJアセット
マネジメント
0.2035%0.301%2021.01.29
iFreeNEXT NASDAQ100
インデックス
大和アセット
マネジメント
0.495%0.511%2018.08.31
iFreeNEXT FANG+
インデックス
大和アセット
マネジメント
0.7755%0.796%2018.01.31
一歩先いく US テック・
トップ20インデックス
大和アセット
マネジメント
0.495%0.560%2024.03.13
iFreePlus 世界トレンド・
テクノロジー株
(Zテック20)
大和アセット
マネジメント
0.495%2024.12.11
eMAXIS Slim 国内株式
(TOPIX)
三菱UFJアセット
マネジメント
0.143%0.147%2017.02.27
Tracers S&P500
ゴールドプラス
アモーヴァ・
アセットマネ
ジメント
※2
0.1991%0.264%2022.08.31
Tracers NASDAQ100
ゴールドプラス
アモーヴァ・
アセットマネ
ジメント
※2
0.2189%2025.01.24
auAMレバレッジ
NASDAQ100
auアセット
マネジメント
0.4334%0.459%2022.07.28
auAMレバレッジNASDAQ
100為替ヘッジ無し
auアセット
マネジメント
0.4334%2024.07.26
iFreeレバレッジ
NASDAQ100
大和アセット
マネジメント
0.99%1.005%2018.10.19
iFreeレバレッジ
FANG+
大和アセット
マネジメント
1.275%1.290%2020.08.19
主要人気ファンド(NISA対象・非対象)の概要比較
※1 ◎:つみたて投資枠・成長投資枠とも対象 ○:成長投資枠のみ対象 -:NISA対象外
※2 2025年9月、日興アセットマネジメントから商号変更

「iFreeレバレッジ FANG+」を除き、全て信託報酬が1%未満(さらに、「iFreeNEXT FANG+
インデックス」と「iFreeレバレッジ NASDAQ100」以外は0.5%未満)と、安いのが共通点で、人気の秘訣と言っても良いでしょう。

ちなみに、「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」と「iFreeレバレッジ NASDAQ100」は設定日が古く、長期の結果比較に適しているため挙げただけなので、特に理由が無ければ同じ指数に連動する信託報酬が安い他社のファンドで良いと思います。

信託報酬は運用結果に関係なく必ずかかるから、できるだけ抑えたいね

主要人気ファンドの成績比較(今年)

では、紆余曲折(うよきょくせつ)があった、今年の成績から見てみましょう。
(今年最初の営業日(2025年1月6日)の基準価額を100とします)

NISA対象ファンド(S&P500・オルカン・FANG+ など)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)eMAXIS NASDAQ100インデックスiFreeNEXT FANG+インデックス一歩先いく US テック・トップ20インデックスiFreePlus 世界トレンド・テクノロジー株(Zテック20)eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
103.41107.44104.67110.25106.46105.74115.33
今年の年初(2025年1月6日)を100とした場合の現在(2025年9月8日)の基準価額(NISA対象)

今年に限って言えば、何と言ってもTOPIXや日経平均などを始めとした国内株式が強いです。

その背景として、為替が年初には1ドル158円くらいだったのが、一時140円くらいまで円高になり、(株価は完全に回復し、最高値を更新している)今でも148円くらいまでしか戻っていない、というのがあると思われます。
(海外株式は、円高になると(円ベースでの)価格が下がります)

それ以外だと、「FANG+ > オルカン > 一歩テック > Zテック > NASDAQ100 >S&P500」となっており、おおむね銘柄数を(メガテック銘柄に)絞れば絞るほど良い結果になっているのですが、オルカンがこの位置にいるのが意外です。
(米国の先行き不安、という今回の下落原因をよく表している、とも言えます)

NISA非対象ファンド(ゴルプラ・レバナス・レバFANG など)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)eMAXIS NASDAQ100インデックスTracers S&P500ゴールドプラスTracers NASDAQ100ゴールドプラスauAMレバレッジNASDAQ100auAMレバレッジNASDAQ100為替ヘッジ無しiFreeレバレッジ FANG+
103.41104.67134.89137.97 ※1111.88106.74124.00
今年の年初(2025年1月6日)を100とした場合の現在(2025年9月8日)の基準価額(NISA非対象)
※1:2025年1月24日時点で 106.22(「Tracers S&P500ゴールドプラス」と同じ)として開始

こちらは、「Tracers S&P500ゴールドプラス」(ゴルプラ)と「Tracers NASDAQ100ゴールドプラス」(ゴルナス)が、ダントツの成績(先ほどの「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」(115.33)よりもさらに上)になっています。

しかも、下落の底も(円高の影響を受けない)国内株式並みとなっており、その安定感の高さをうかがい知ることができます。

「iFreeレバレッジ FANG+」(レバFANG)も、先ほどのFANG+(110.25)よりも伸びており、悪くないのですが、下落率も-40%を超えています。

「ゴールドプラス」シリーズが、結果でも安定でもナンバー1ね

主要人気ファンドの成績比較(昨年~)

では、もう少しさかのぼって、昨年の年初からで見てみましょう。

ちょうど、新NISAが始まった時期でもあるため、ここから投資を始めた人も多いと思います。
(昨年最初の営業日(2024年1月4日)の基準価額を100とします)

NISA対象ファンド(S&P500・オルカン・FANG+ など)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)eMAXIS NASDAQ100インデックスiFreeNEXT FANG+インデックス一歩先いく US テック・トップ20インデックスiFreePlus 世界トレンド・テクノロジー株(Zテック20)eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
145.26142.21150.46192.42172.21 ※1166.21 ※2136.59
昨年の年初(2024年1月4日)を100とした場合の現在(2025年9月8日)の基準価額(NISA対象)
※1:2024年3月13日時点で 114.52(「eMAXIS NASDAQ100インデックス」と同じ)として開始
※2:2024年12月11日時点で 151.83(「一歩先いく US テック・トップ20インデックス」と同じ)として開始

先ほど強かった国内株式はなりをひそめ、「FANG+ > 一歩テック > Zテック > NASDAQ100 >S&P500 > オルカン」と、単純にリスクが高い(と思われる)ファンドほど良い結果になっています。

とくに、FANG+(iFreeNEXT FANG+インデックス)は最初の7ヶ月あまりだけで+60%以上ものリターンとなっており、この貯金の差が大きいです。
(だたし、FANG+が人気になったのもこれがあったからで、実際にこの間の上昇を享受できた人は少ないと思います(後出し感があります))

NISA非対象ファンド(ゴルプラ・レバナス・レバFANG など)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)eMAXIS NASDAQ100インデックスTracers S&P500ゴールドプラスTracers NASDAQ100ゴールドプラスauAMレバレッジNASDAQ100auAMレバレッジNASDAQ100為替ヘッジ無しiFreeレバレッジ FANG+
145.26150.46227.86233.07 ※1164.33163.93 ※2259.30
昨年の年初(2024年1月4日)を100とした場合の現在(2025年9月8日)の基準価額(NISA対象)
※1:2025年1月24日時点で 106.22(「Tracers S&P500ゴールドプラス」と同じ)として開始
※2:2024年7月26日時点で 122.43(「auAMレバレッジNASDAQ100」と同じ)として開始

やはり、FANG+の2倍レバレッジである「iFreeレバレッジ FANG+」(レバFANG)が一番なのですが、先ほどのFANG+とS&P500(またはNASDAQ100)ほどの差(リターンは2倍近く)があるわけではありません(「ゴールドプラス」シリーズも善戦しています)。

しかも、「ゴールドプラス」シリーズは、大きな下落を2度(2024年7月~と2025年4月~)経験しているにも関わらず、NISA対象の(非レバレッジ)商品と比較してもグラフが右肩上がりに近い形状になっており、リスクとリターンのバランスがハイレベルで実現できています。

単純なリターンならレバFANGだけど、総合ではゴルプラ・ゴルナスだね

主要人気ファンドの年率平均リターン比較(~10年)

では、本ブログではお馴染み(?)、現在までの期間(日数)を横軸、リターン(年率平均)(%)を縦軸としたリターングラフにしてみましょう。

NISA対象ファンド(S&P500・オルカン・FANG+ など)

年数S&P500 TRNASDAQ100 TRMSCI ACWI TReMAXIS Slim 米国株式(S&P500)eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)iFreeNEXT NASDAQ100インデックスiFreeNEXT FANG+インデックス一歩先いく US テック・トップ20インデックスiFreePlus 世界トレンド・テクノロジー株(Zテック20)eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
0.513.7620.8218.7119.8922.6928.4245.0539.0845.8334.95
116.5521.2317.0019.2819.0924.6544.8536.15-16.12
321.7927.4120.4421.5220.0427.0046.02--18.94
522.5522.8320.1822.4419.8522.7030.69--16.33
718.6223.1815.8718.35-22.5631.48--11.03
1016.8422.0113.84-------
現在(2025年8月29日)時点のリターン(年率平均)(%)(NISA対象)

これを見ると、FANG+の運用期間の長さ、またどの年数で切り取ってもS&P500やNASDAQ100を大きく上回るリターンであることに驚かされます。

しかし、一歩テックやZテックも、運用期間こそ短いもののFANG+に近い成績となっており、時価総額加重平均型(FANG+は均等荷重型)で、信託報酬も0.495%と、FANG+(0.7755%)よりも安いため、NISAでは有力な選択肢になると思います。
(詳しくは、下記の記事をご覧ください)

Zテック20について~一歩先いくUSテックトップ20との違い~

続きを見る

NISA非対象ファンド(ゴルプラ・レバナス・レバFANG など)

年数S&P500 TRNASDAQ100 TRMSCI ACWI TReMAXIS Slim 米国株式(S&P500)iFreeNEXT NASDAQ100インデックスTracers S&P500ゴールドプラスTracers NASDAQ100ゴールドプラスiFreeレバレッジ NASDAQ100auAMレバレッジNASDAQ100為替ヘッジ無しiFreeレバレッジ FANG+
0.513.7620.8218.7119.8928.4258.7271.2054.1649.2793.29
116.5521.2317.0019.2824.6550.96-30.8736.5071.43
321.7927.4120.4421.5227.0042.94-32.86-69.31
522.5522.8320.1822.4422.70--16.43-25.46
718.6223.1815.8718.3522.56-----
1016.8422.0113.84-------
現在(2025年8月29日)時点のリターン(年率平均)(%)(NISA非対象)

意外なことに、レバFANG+はFANG+のように安泰ではなく、4年以上の期間では(ハイリスクに見合わない)やや残念な結果になっています。

その点、ゴルプラは(まだまだ短いですが)期間を延ばした時の目減りが、レバFANGよりは小さいため、安心できます。

また、(少なくともシミュレーション上は)運用期間が短くてもプラスになる確率が高いため(老後資金以外の)近い将来使う予定のお金でも運用しやすい、という特徴があります。

S&P500ゴールドプラスについて~投資期間5年でOK!?~

続きを見る

ちなみに、ゴルプラやゴルナスはNISAやiDeCoでは買えませんが、運用益を非課税にする方法はあります。

ゴルナス・ゴルプラを非課税にする方法~米国関税と中東情勢を経て再評価~

続きを見る

過去の成績を見る限りは、NISAならFANG+、特定口座ならゴルプラ(またはゴルナス)ね

NISA・特定口座の最適解は

では、これから買うなら、NISAはFANG+、特定口座はゴルプラ(またはゴルナス)が良いのか、と言うと、正解は誰にも分かりません。

今回は、色んなファンドの過去のデータを見てきましたが、過去は過去、未来を保障するものではありません。

また、値動きだけを見るのではなく、そのファンドの特徴も知っておく必要があります。

たとえば、FANG+の場合、10銘柄を均等加重(10%ずつ)で保有する、という大きな特徴があります。

その結果、たまたまエヌビディアとテスラを(時価総額が低い頃から)10%も組み込んでいたから、爆発的に伸びたのです。
(おそらく、この2銘柄が無かったら、平凡な結果になっていたと思います)

そういった事も含めて、将来も伸びると「自分が」確信できるものを選ぶことが重要です。

また、今回はNISAと特定口座の話ですが、そもそもiDeCoを優先する方ががおススメですし、そうなるとまた商品選びも変わってきます。
(FANG+やゴルプラは選べず、S&P500・オルカンやNASDAQ100(ごく一部の金融機関のみ)になります)

マネックス証券iDeCoのメリット・デメリット~SBI・楽天証券と徹底比較~

続きを見る

今回はあくまでひとつの観点として参考にしつつ、広い視野でベストな方法を模索していきましょう。

途中で止めて(売って)しまわないことが一番重要だよ

それでは皆様、よきフィットネスライフを〜🏃‍♀️


資産形成の第一歩は証券口座開設から

NISAはSBI証券、iDeCoはマネックス証券がおススメです👇



電力会社の切替はこちら👇




住宅ローンの見直しはこちら👇

モゲチェック (借り換え)


節約生活には不可欠⁉️このセットで自転車が全天候型の長距離移動手段に👇

雨の時だけこちらに傘を差して

それ以外はこちら(ロック付)に着けっぱなしで急な雨もOK👍
徒歩でもマンションを出て雨に気付いた時など、駐輪場に寄るだけなので便利です


応援クリックお願いします(にほんブログ村)
にほんブログ村 投資ブログ 投資初心者へ
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

おりおり

子育てで出来るだけお金を使いながら、少ない種銭でどれだけ資産形成ができるかチャレンジ中♪
数字で納得できるように解析も行っています☆
今も将来も両方どりするために、一緒に知識武装しましょう😆

-投資
-, , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,