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こんにちは〜🌤️おりおりです🙋♀️
支出こそがFIREの決め手
FIREを目指すにあたって、支出こそが最優先事項です。
資産が何億あったとしても、それ相応の生活費だとFIREは不可能です。
例えば資産が3億円あったとして、半永久的に維持できるのは(4%ルールでは)年間で1,200万円、月に100万円ということになります(税金や為替リスクを考慮すればもう少し低くなります)。
さすがにこれだけあれば十分だろうと思うかも知れませんが、あくまで一般的な収入・資産の人が見ているからであって、富裕層から見たら「普通」以下の生活かも知れません。
そんな中で、支出を増やす(一般人がFIREを目指すのには不利になる)要因となる、「買ってはいけないもの」を挙げると以下の通りです。
- ブランド物
- 家(マイホーム)
- 車(必要最低限を除く)
- ペット
これはあくまで、金銭面「だけ」で考えた場合で、人生を豊かにするための浪費と割り切るなら何ら問題ありませんし、すでに買った人を否定するものではないことを付け加えておきます。
家や車は分かるけど、ペットもダメなのね
ブランド物
まず始めはブランド物ですが、こちらは分かりやすいですね。
服や靴、バッグなどから始まり、時計や装飾品まで、こだわればキリがなく、かかる費用は青天井です。
人間の本能の一つである承認欲求(周囲から評価されたい)をお金で買える、という一見すると合理的に見える方法ですが、大抵の場合、比較対象が自分と似たような収入・資産の人であることが多い、というのが罠です。
会社員であれば、同僚を始め、似たような給料の会社員と接することが多いでしょうし、注目されるためにはその中で突出する必要があります。
これが医師になれば、比較対象は他の医師となり、(周りも高価な物を身に付けている人が多いため)さらに高価なものを買わないといけなくなります。
FIREが少数派である以上、周りの(そこまで蓄財しない前提でお金を使う)人と同じ基準で動いていると達成できません。
しかも、服でも生地の質(耐久性)という意味では、ユニクロなどを始め、安くて良い物も増えてきているため、「安物買いの銭失い」とはならないのもポイントです。
むしろ、高価なものを身に付けてお金持ちアピールをしても、集まってくるのはそのお金が目当ての人だけ(口先では褒められるが、真の目的は営業)というお話もあります。
なのでこの「見栄」という名の承認欲求を捨てるだけで、FIRE達成までの道のりは一気に有利になります。
本物の超富裕層は(高価なものを身に付けないので)見た目では分からないって言うね
家(マイホーム)
こちらは一般人にとっては一番大きな要因かと思います。
なぜなら、住宅ローンを組むことで、一括では到底買えない価格のものを買えるからです。
でも、金利も低いし控除もあるし、何より賃貸だとしても家賃は絶対掛かるんだから、それがローン返済に代わるだけ、という意見もあるかも知れません。
しかし、そういった(条件の良い)住宅ローン前提だからこその住宅価格である、ということを忘れてはなりません。
(価格は原価だけで決まるのではなく、あくまで需要と供給、もし仮に住宅ローンが無かったとしたら、もっと安く売られていることでしょう(でないと売れないので))
さらに、マイホームには住む環境が固定されてしまう、という大きなデメリットがあります。
35年ローンを組む前に、35年前(1988年)と今の違いを考えてみてもいいかも知れません。
35年前はスマホどころか携帯電話も無く、パソコンですら出始めた頃で(インターネットも無い)、今の世界を予想出来た人はいないでしょうし、これと同じような変化が35年後にも起きている可能性が高い、ということです。
さらに変化するのは世の中だけではなく、自分自身も同様で、家族構成も変われば年齢も変わります。
ローンを払い終えた頃には子供もおらず、階段も辛くなってほぼ1階しか使っていないのに、維持費は老朽化した家全体にかかる、という状態になっているかも知れません。
(他にも、マイホームについて色々とお話していますので、詳しく知りたい方はこちらも参照して下さい)
今見えているものだけで考えても、AIや自動運転で仕事(収入面も含めて)はガラッと変わっていそうだね
車(必要最低限を除く)
こちらもマイホームほどではないにしろ、大きな出費となり、持っているだけで(保険料や駐車場代で)毎月の支出が増える、というのが(蓄財という意味では)大きな痛手となります。
しかし、住んでいる地域によっては生活のために必須だったり、(必須というほどではなくても)あると生活の利便性が格段に向上する場合もあります。
厄介なのが、車の場合、これに加えて最初のブランド品のような見栄(承認欲求)のための要素も加わる、という所です。
生活のための車のはずなのに、これも欲しいあれも欲しい、と積み上げていくといつの間にか高級車になってしまいます(消費なのか浪費なのかの線引きが難しい)。
また、ハイブリッド車や電気自動車(EV)など、ランニングコストにこだわりすぎると、かえって高く付く、という場合もあるので要注意です(イニシャルコスト(本体価格)も考慮してトータルで安くなるのか、ちゃんと計算する必要あり)。
以前のリセール(購入価格-売却価格)の件と同様、「イニシャルコスト+ランニングコスト」が同じであれば、イニシャルコストが安い方が、(追いつかれるまでの間)浮いたお金を投資に回せる、という考え方もあります。
(お金はあるけどカーローンを組む(お金は投資に回す)というやり方は、金利負けする(投資の利回りより高くなる)確率が高いのでNG)
車が必須(もしくはあった方が格段に便利)な場所では、最低限の利便性を確保できる中古車(出来れば軽自動車)が良いでしょうし、
特に場所にこだわりが無いのであれば、個人的にはそもそも車が必要ない所に住む方が(車関係について迷う必要すら無いので)良いかと思います。
その気になれば常にショッピングモールの徒歩圏内に住める(潰れたら引っ越せばいいだけ)というのも賃貸のメリットね
ペット
こちらは一見、(よほど特殊なものでなければ)生体価格と餌代を合わせても、さほど蓄財に影響するほどのものではないように見えますが、実は見えないコストがかなり大きいです。
まずは医療費で、生き物である以上、寿命を迎えるまで必ず責任を持つ必要があり、若いうちは良いものの、特に老後は医療費が嵩みます。
当然、人間のような健康保険制度はありませんから、全て自費になりますし、ペット保険で備えるにしても年齢に応じて保険料が変わり、高齢で持病があると加入すら出来ない(酷いと(今まで入っていた保険でも)継続すら不可になる)こともあるそうです。
(保障出来ない=それだけお金がかかる可能性が高い、ということです)
また、餌(おやつ含む)やトリミングなどにしても、人間の家族なら(家族会議などで)節約生活の合意が出来ても、ペットの場合どうしても(飼い主の)一存になってしまう以上、節約しづらいという面もあります。
そして、地味に大きいのが、旅行代が跳ね上がる、ということです。
ペットが居ると、旅行の度にペットホテルに預ける必要があり、この費用がかなり大きいです。
(朝発・夜着の場合、泊数+2(1泊2日なら3泊)分のペットホテル代が掛かります)
連れて行くという手もあるのですが、ペットと一緒に泊まれるホテルは極端に少なく、格安航空会社(LCC)は持ち込み不可だったりするため、(行ける観光先も限られる上に)どちらにせよ高く付きます。
もちろん、これらの4つはどれも幸福度を上げてくれるものですから、浪費と割り切るなら良し悪しは決められない(その人次第)ということになりますが、
あくまで蓄財のためという観点では、買わない方が良い、ということになります。
将来(蓄財)のために今を犠牲にするのが全て正解とは限らないから、結局は考え方次第だね
それでは皆様、よきフィットネスライフを〜🏃♀️