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ゴールドをおすすめしない理由~20年リターンがS&P500超え~

2026年2月5日

こんにちは〜🌤️おりおりです🙋‍♀️

ゴールドがS&P500(配当込み)を超える

ゴールドの価格が、直近の数日は不安定になっているものの、特に2024年からの上昇がすごいことになっています。

ゴールド(米ドルベース)の直近5年間の値動き(自動更新)

それに伴って、1年・3年などの短期リターンだけでなく、10年・20年のリターンでも、ついにS&P500(配当込み)を超えました(もちろん、オルカン(MSCI ACWI)よりも上)。

たまたま最近調子が良いだけならまだしも、長期間での平均でも上回るとなれば、老後資金のためなど、長期で増やす目的の投資対象としても考えたくなってきます。

ただし、これには裏があって、平均リターンでS&P500(配当込み)を上回るのは10年(以内)と20年(~28年)「だけ」で、11年~19年、および29年以上では全て下回ります

では、実際の数字で見てみましょう。

先月末(2026/1/30)までのリターン

このように、リターン(年率平均)の推移で見ても、年数次第でゴールドにとって有利・不利があるのが分かります。

また、ここ数年はゴールドのリターンが特に高く、ゴールドとS&P500に100%ずつ投資ができると触れ込み(実際は50%ずつ、2倍レバレッジを保有)の「Tracers S&P500ゴールドプラス」(通称:ゴルプラ)は、さらに高リターンになっています。
(ゴールドとNASDAQ100の「Tracers NASDAQ100ゴールドプラス」(通称:ゴルナス、またはナスゴル)もあります)

ちなみに、金現物の値動きに連動する投資成果を目指す、米国最初でかつ世界最大規模の金ETFであるSPDRゴールド・シェア(GLD)も、ゴールドとほぼ同等のリターンになっています。

年数S&P500S&P500 TRNASDAQ100NASDAQ100 TRMSCI ACWIMSCI ACWI TRGOLD (XAU/USD)SPDR Gold Shares (GLD)iFreeNEXT FANG+インデックスTracers S&P500ゴールドプラスTracers NASDAQ100ゴールドプラス
114.6816.1618.7819.6319.9822.2273.6171.9913.22101.67111.92
222.8724.5125.3826.3322.7325.0958.7157.8131.3683.78-
326.5428.3635.9737.0424.2326.7544.3043.4751.4967.35-
521.8123.6023.9024.8718.5020.9433.0032.4526.78--
816.8918.8222.9324.0013.3915.9022.6722.1129.74--
1017.4919.5223.9025.0514.6217.2218.5618.00---
2010.3412.4916.0817.157.5010.1612.8912.40---
309.6311.6514.78-7.249.679.97----
389.5011.8214.65-6.699.137.13----
468.31-----3.48----
最大27.7829.6038.8539.9425.8628.3975.7174.1256.44101.67111.92
最小7.119.088.569.395.467.893.4311.3910.0059.09111.92
先月末(2025年12月30日)時点のリターン(年率平均)(%)
※全て円ベース

ゴルナスの規模(口数ベース)はFANG+に迫る

iFreeNEXT FANG+インデックスTracers S&P500ゴールドプラスTracers NASDAQ100ゴールドプラス
純資産総額9,958.36922.741,216.13
口数1,140.84238.25730.80
先月末(2025年12月30日)の純資産総額(億円)と「純資産総額 / 基準価額」(口数)(億口)

特にゴルナスの人気はすさまじく、FANG+と比べても純資産総額こそまだ8倍くらいの差があるものの、(右肩上がりであれば)純資産総額は先行が有利(値動きによっても増えるため)であることを差し引くと、かなり健闘しています。

口数(純資産総額 / 基準価額)ベースだと、逆に後続が有利(1口あたり安く買えるため)ではありますが、ゴルナス・ゴルプラはNISAでは買えないことを考えると、すごい事です。

リターンも人気もすごいのね

ゴールドとゴルナス・ゴルプラの値動き比較

最近の値動き(先月末(2026年1月30日)まで)についても見てみましょう。
(比較対象として、S&P500・NASDAQ100・オルカン(MSCI ACWI)のプライスリターン・トータルリターンに加えて、FANG+(iFreeNEXT FANG+インデックス)も並べています)

ゴルプラの設定日(2022年8月31日)以降

S&P500S&P500 TRNASDAQ100NASDAQ100 TRMSCI ACWIMSCI ACWI TRGOLD (XAU/USD)iFreeNEXT FANG+インデックスTracers S&P500ゴールドプラスNASDAQ100ゴールドプラス(推定)
195.24205.18231.70238.05189.53202.87316.49358.24488.75510.97
ゴルプラ(Tracers S&P500ゴールドプラス)の設定日(2022年8月31日)を100とした場合の先月末(2026年1月30日)の基準価額

この期間(特に2024年の前半まで)は、FANG+がかなり伸びた期間でもあるのですが、それを含めてもゴルプラ(Tracers S&P500ゴールドプラス)がすでに逆転しています。

また、ゴールド単体でもFANG+に迫る勢いです。

ゴルナス(Tracers NASDAQ100ゴールドプラス)はまだ存在しないため、ゴルナスの設定日(2025年1月24日)時点の価格がゴルプラと同じものと仮定して載せていますが、

NASDAQ100とS&P500の差から、さほど乖離は無いと思います(若干上振れする程度)。

2年前(2024年1月4日)以降

S&P500S&P500 TRNASDAQ100NASDAQ100 TRMSCI ACWIMSCI ACWI TRGOLD (XAU/USD)iFreeNEXT FANG+インデックスTracers S&P500ゴールドプラスNASDAQ100ゴールドプラス(推定)
158.41162.77167.98170.56156.50162.67254.88209.22360.75377.16
2年前(2024年1月4日)を100とした場合の先月末(2026年1月30日)の基準価額

2年前(新NISA開始)から見ると、ゴールドと株式(の各指数)の差はさらに如実に現れ、ゴルナスはもちろん、ゴールド単体でもFANG+を抜いています。

また、2024年8月と2025年4月に株式が軒並み大きく下落した時も、ゴールドはさほど下落していないのも特徴的です。

ゴルナスの設定日(2025年1月24日)以降

S&P500S&P500 TRNASDAQ100NASDAQ100 TRMSCI ACWIMSCI ACWI TRGOLD (XAU/USD)iFreeNEXT FANG+インデックスTracers S&P500ゴールドプラスTracers NASDAQ100ゴールドプラス
112.91114.37116.51117.35118.77121.00174.30108.07201.05210.19
ゴルナス(Tracers NASDAQ100ゴールドプラス)の設定日(2025年1月24日)を100とした場合の先月末(2026年1月30日)の基準価額

これが約1年前からになると、その差は歴然です。

これまで絶好調だったFANG+はオルカン以下になり、ゴールドはさらに勢いを増しています。

不思議なのが、S&P500とNASDAQ100もあまりリターンは高くなかったのに、ゴルプラとゴルナス(50%がゴールドの2倍)は、ゴールド単体よりもリターンが上回っているところです。

これは、レバレッジファンドの特徴のひとつで、1.1 × 1.1 = 1.21 が 1.2 × 1.2 = 1.44 になると、リターンは 44 / 21 = 2.095 になるように、単純な右肩上がりなら2倍以上になるためです。
(その代わり、上下を繰り返しながら少しずつ上がって行く局面だと、2倍以下になる)

1年で2倍以上って、驚異的なリターンね

ゴールドに迂闊に手を出してはいけない理由

しかし、(サテライト投資なら別として)ゴールドやゴルナス・ゴルプラを、今からがっつり買うのはおススメできません。

まずは、こちらをご覧ください。

こちらはNASDAQ100のチャートですが、2000年のITバブル崩壊時に実際、最大で約-80%もの暴落を経験しています

しかし、こちらをご覧ください。

開始を1年前にしただけで、-50%程度に変わりました。

さらに2年3ヶ月ほど前倒しにすると、マイナスは無くなりました。

この暴落の正体は、ただ3年前の価格に戻っただけだったのです。

暴落と言えば最大でも-50%程度を想定している人も多いと思いますが、直前に急上昇があった場合、この限りではありません。

この伸び方、どこかで見た気がしませんか?

そう、ゴールドです。

先ほどの表から、3年あまりでゴールドは3倍超、ゴルプラにいたっては5倍近くになっており、これが元に戻るだけでゴールドは-68.4%、ゴルプラは-79.5%です。

上がる前から持っている人なら含み益が消えるだけで済むけど、後から買った人は悲惨なことになるね

買う理由が価格上昇ならやめておけ

以上から、「迷う理由が値段なら買え、買う理由が値段ならやめておけ」 という格言がありますが、投資においては「買う理由が価格上昇ならやめておけ」と言っても良いでしょう。

そもそも、企業が生み出した利益の一部を投資家に還元する、という株式と違って、ゴールドそのものは価値を生み出さず、インフレ率以上に価格が上がる道理は無いはずです。

仮にゴールドの売買で儲かったとしても、それは負けた(損をした)人の屍の上に立っているだけで、株式のように理論上、全員が勝つことはできないはずです。

ですので、自分が勝つ側になる自信があるのなら別ですが、そうでないなら資産拡大目的での購入は止めておいた方が無難かと思います。

もちろん、ゴールドは株式とは違う値動きをするのも確かですから、ヘッジ目的でポートフォリオの一部に組み込むのは有効です。

その場合、価格が変動してリバランスする際、原則売るのが難しいNISAよりも、スイッチングがあるiDeCoで保有するのが良いかと思います(幸い、ほとんどの証券会社でゴールドファンドを選択できます)。

iDeCoは他にもメリットが満載なので、まだの方は早く始めることをおススメします。

iDeCoは年率30%でも損しない理由~数百憶円になってもOK~

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年齢が上がるにつれて、現金(元本確保型)やゴールドの比率を上げていくのもセオリーだね

それでは皆様、よきフィットネスライフを〜🏃‍♀️


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おりおり

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