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FIRE不要論について~渇望する人は大体、転職で解決する説~

2025年5月3日

こんにちは〜🌤️おりおりです🙋‍♀️

FIRE不要論が加速

FIREは必要ない、する(目指す)意味が無い、という意見は以前からチラホラありました。

それが、ここ最近の下落相場、さらに先行きが不透明なアメリカ経済によってさらに加速しているように思います。

相場に感情を左右されて精神的に疲れるくらいなら投資なんてしない方が良い、といった感じです。

しかし、この2つ(FIRE不要・投資不要)は似て非なるものです。

年金だけで生活するのが難しくなった今、またそれがインフレによってますます加速する未来において、老後の生活のために投資はもはや必要不可欠と言っても良いでしょう。

貯金の取り崩しでも不可能ではないですが、インフレで目減りする上に、何歳まで生きるか分からない以上、用意すべき金額も分かりません。

また、いくら用意したとしても、「長生きすればいつか枯渇する」という恐怖から逃れることは出来ません。

一生涯年金を受け取れる保険である終身年金保険に加入する、という手もありますが、これも内部で資産運用をしており、ある意味、投資信託の一種(加入する=投資しているのと同じ)と言っても良いでしょう。

おそらく、保険会社の取り分を考えると、保険料として払う分のお金を自分で運用した方が、結果的にはるかに多くのお金を受け取れると思います。

結論から言うと、FIREはしなくて良いですが「60歳で引退して年金+4%ルールによる取り崩し(もしくは配当金or分配金)で十分豊かな生活を送れる」状態を目指すことは、コスパ的にも(現役時代の労力に対する見返り、という意味で)良い選択だと思います。

また、FIRE(60歳未満で引退)をして、年金が始まる前の資産の取り崩し「だけ」で生活をしている間に暴落が来た際の精神的ダメージを考えると、年金「も」あるという状態の方がそのダメージも少ないと思います。

資産だけで生活するんじゃなくて、あくまで年金に+α するだけ、というイメージね

本当のFIRE不要論とは

しかし、FIRE不要論にはちゃんとした理由があります。

最近では、(相続で初めから持ってる場合などを除いて)金持ちでFIREをしている人は居ないなんて話も聞きます。

それだけ稼げる人は仕事が好きで、もはや趣味みたいになっているので、辞める必要が無い(辞めたくもない)というものです。

逆に、仕事を辞めたいと思っている人は大抵、ありとあらゆる仕事自体をやりたくないのではなく、「今の会社の」仕事がしたくないだけなんじゃないか、という話です。

確かに、それが本当ならわざわざ嫌な仕事を何年も続けながら蓄財してFIREを目指すよりも、転職するだけですぐに解決します。

また、頑張ってFIREしたとしても「思っていたのと違う」となるパターンもあるようです。
(「FIRE卒業」なんていうワードも一時期流行りました)

FIRE卒業について~FIREを失敗しないためには~

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もちろん、相場の悪化などによる場合(金銭的な理由)もあるでしょうが、大半がFIRE生活に耐えられない、という理由のようです。

単純に退屈に耐えられないだけではなく、承認欲求(他人から認められたい、自分を価値ある存在として認められたいという心理的欲求)が満たされない、というのが大きそうです。

趣味に興じたり、ボランティア活動などを行うという手もありますが、やはり対価(お金)という形(数字)で世の中への貢献度を実感するのは重要なのかも知れません。

資産だけで生きていると「自分が居なくても誰も困らない」って心の奥底で思ってしまうのかも知れないわね

60歳で引退が良い理由

そう考えると、60歳での引退であれば、このご時世では早い方なのでしょうが、決して異端児ではありません。

働かない=世の中に貢献できない、という意味ではFIREと同じですが、これまで貢献してきたご褒美として、また身体的に働くのが困難になっていくということで、年金生活者はそれが当たり前なので特に気にすることもありません。

また、(繰上げ受給をすれば)年金の受け取りを開始できるのがこの60歳なので、経済面でも引退しやすい基準です。

シンプルに年金の受給額+資産の300分の1(4%ルールの場合)が毎月使えるお金になるので途中で年金が始まる場合と比べて計算も立てやすいですし、

繰上げ受給は様々な面において、通常(65歳から受給開始)や繰下げ受給よりも有利です。

年金の「繰上げ」vs「繰下げ」~運用も含めた本当の損益分岐点~

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また、20代は金融投資なんてしている場合ではなく、自己投資を含めた「体験」に使った方が良い、なんていう意見もありますが、

そういった意味でも、30代・40代から投資を始めたとしても無理なく出来る目標として、60歳で引退というのは丁度良いと思います。

積み立て額が少なければそのぶん今も楽しめる、多ければ引退後を楽しめる、そのバランスが良いラインになりそうです(もちろん個人差はありますが)。

老後に必要な金額を割り出して、それに向けて蓄財を行う(目標金額に達した時が引退年齢)という考え方もありますが、そもそも「必要」という定義があいまいで、

極論を言えば、年収90万円で東京ハッピーライフみたいな生き方もあるわけで、結局のところどこまで老後の生活を豊かにするか、「程度」の問題です。

そう考えると、引退年齢を先に決めてしまって、今も老後も両方楽しめる方法を模索するのが良いと思います。

老後に必要な金額を蓄財する、と考えるんじゃなくて、「今」と「老後」をどう配分するか、と考えるんだね

相場で変わる意見に左右されない

今回のFIRE不要論に限らず、最近出てきた(または再浮上してきた)ものは様々あります。

例えば、「アセットアロケーション」や「バケツ戦略」などもその1つです。

これらは昔からある方法ですが、ここ最近の相場が不調だからこそ注目されているのです。

少し前までは、FANG+にフルインベストメント(運用資金のほとんどを有価証券に投資し、現金などを極力持たない運用手法)や、中には「一生一緒にエヌビディア」なんて人まで居た、ということを忘れてはいけません。

つまり、最適解の(ように見える)行動は、その時その時で変わるのです。

ですから、これらに惑わされて自分の投資方針を変えてしまうのは、たとえリスクを低くする方向だとしても良くないと思います。

また、投資は「無くなっても良いお金でやれ」という話もありますが、これも間違いで、無くなってもいいお金なんてありません。

大事なお金が無くなる(減る)可能性があるのは承知の上で、投資を止めてしまわない程度のお金でやるしかありませんし、それがいくらなのかはやってみないと分かりません。

しかし、「数字」での裏付けを行うことで、握力(購入した株式を売らずに保有し続けることができる能力)を強化することは可能だと思います。

本ブログではそれに役立つ検証も行っていますので、参考にしてみて下さい。

【完全保存版】何日前の価格に戻ったか~明日、-50%の暴落が来ても大丈夫な理由~

続きを見る

これからもどんどん上げていく予定だよ

それでは皆様、よきフィットネスライフを〜🏃‍♀️


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おりおり

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