FIRE~資産形成のその先~

こんにちは〜🌤️おりおりです🙋‍♀️

FIREとは

前回の最後にFIRE(ファイア)という言葉が出てきましたが、これは火ではなく「Financial Independence, Retire Early(経済的自立と早期リタイア)」の頭文字を取ったものです。

格言から学ぶ投資術~投資の鉄則~

経済的自立(Financial Independence)とは、不労所得(労働の直接的対価として得る賃金・報酬以外による所得)などにより働かなくても生活出来る状態である事で、

早期リタイア(Retire Early)とは、その名の通り早期(定年を迎える前)にリタイアする(仕事を辞める)事です。

しかし、本来の意味はこうなのですが、実際は不労所得のみで生活出来るようになっても仕事は続けているという人も多く、

9時5時の労働から解放される(好きな仕事を好きな時にやれる)状態になればFIRE、という考え方もあり、厳密にこれと決まっているわけではありません(後者はサイドFIREとも呼ばれたりします)。

憧れの生活スタイルね

FIREを達成するには

ではどうやってそのFIREを達成するのか、と言うとポイントは不労所得になります。

本や音楽の印税などが分かりやすい例ですが世の中には、作るのには労力が必要なのですが、一旦作れば後は(何もしなくても)自動的に収入が入る、というものがあります。

ですが、これらの不労所得は知識や努力、時には才能も必要だったりして誰でも作れるわけではありません。

しかし唯一、どんな人でも作れる不労所得があるのです。

それは、金融資産からの収入、です。

株の配当金や不動産の家賃収入などが分かりやすいですが、前回お話した資産が枯渇しない切り崩し(4%ルール)も実質は不労所得と言っていいでしょう。

つまりは、年間生活費の25倍の資産が出来ればFIRE達成、というわけです。

先ほどのサイドFIRE(9時5時の労働から解放される(好きな仕事を好きな時にやれる)状態になる事)であれば、年間生活費の25倍の資産とまで行かなくても達成可能なのでハードルは下がります。

1億貯めたら年収400万と言われても、まず1億貯めるのが難しいものね

3000~4000万貯めたら働き方の幅が広がる、と考えたらより現実的になるよ

FIRE達成後の世界

FIREすると仕事が無くなる・生きがいが無くなる・人生がつまらなくなる、などのイメージを持っている人も居ますが、実際は逆で、

今まで(生活費を賄うだけの収入を得るのが難しく)出来なかった、やりたかった仕事が出来るようになったり、

(時間やお金に余裕が出来る事で)色んな場所に旅行に行ったり、ボランティア活動なども出来て、やりがい・生きがいはむしろ大きくなるそうです。

最近はFIRE後の生活風景を上げているYouTuber(ユーチューバー)も多いため、見てみるとイメージが掴みやすいと思います。

最も、こういう人たちはYouTubeからの収入もあるので、実質はサイドFIRE(金融資産からの収入+YouTubeからの収入)になるかも知れません。

蛇足ですが、YouTubeも一度作れば仕組み的には収入が継続しますが、定期的に更新しないとすぐに収入が減っていくので不労所得かと言うと微妙なところです(撮影や動画編集が好きなら、まさに好きな仕事を好きな時にやれる、にはなります)。

「好きなことで、生きていく」まで行かなくても、「生きるために、嫌いなことをする」をしなくて済むだけでも大きいね

4%ルールは実現できない!?

先ほど、資産が枯渇しない切り崩し(4%ルール)も実質は不労所得になる、とお話しましたが、すでにFIREしている人を見ると(理屈上は可能ですが)実際は難しいのかも知れません。

なぜかと言うと、資産を切り崩す事自体が(精神的に)ハードルが高いからです。

人間(というか動物全般)は命を守るために本能的に危険を回避するように出来ています。

資産(お金)というのは現代社会において無いと生きていけない、まさに命と言っても過言ではありません。

切り崩しても増えて元に戻る(あるいはそれ以上になる)と頭で分かってはいても、本能的に「NO(ノー)」を突き付けられるのかも知れません。

FIRE出来るほどの資産を作れた、という事はどんな暴落にもめげずに資産を持ち続けられた、という訳で資産を守るマインドが人よりも強い分、切り崩しも難しくなるとも言えます。

資産を守る力が逆に仇となる事もあるのね

どうやって不労所得を実現するか

という事で、FIRE出来ても資産に手を付けずに他で生活資金を稼いでしまい、老後も資産がどんどん増えていって、結局「死ぬ時が一番金持ち」になるのは資産家あるあるだそうです。

まぁ、子供などに遺産を残せる、働かないという選択肢がある状態で働いるので(生きるために働く必要がある状態と比べて)自由がある、というメリットはあるのですが、せっかく頑張って作ったものなので、メリットは最大限享受したいものです。

そこでどう使うかなんですが、一番精神的なハードルが低いのは、配当金を使う事、かと思います。

これなら新しく生まれた(元々無かった)ものですから、使う事に対して抵抗が少なくなります。

配当金が出ない(少ない)ものでも、その分が価格上昇に反映されている(資産が増えている)ので実質は同じなのですが、精神的には大きな差がある、というわけです。

ですのである程度、資産形成が終わり使うフェーズに入ったら、より高配当な資産に変えて(売却→購入して)いくのが良いかと思います。

一気にやるんじゃなくて、徐々にシフトしていくのがセオリーだね

それでは皆様、よきフィットネスライフを〜🏃‍♀️

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