投資信託の隠れコストとは~運用報告書に載らない「真の」隠れコストも~

明けましておめでとうございます🌤️おりおりです🙋‍♀️

投資信託のコストについて

今回は投資信託の隠れコストについてお話したいと思います。

投資信託には手数料として信託報酬がかかる事がよく知られていますが、それ以外にもかかるコストがあります。

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それは、以下のものです。

  • 購入時手数料
  • 信託財産留保額
  • 運用管理費用(信託報酬)
  • その他の費用及び手数料(隠れコスト)

これらは各投資信託の目論見書(投資判断に必要な重要事項を説明した書類で、購入前に必ず確認するもの)にも記載されています。

まず、購入時手数料ですが、これは読んで字のごとく、その投資信託を購入する時にかかる手数料です(無料のものをノーロードと言います)。

信託財産留保額は逆に、その投資信託を解約する際に支払う手数料です。

この2つについてはネット証券で手数料が低いもの(上記で紹介しているようなもの)であれば大抵が無料ですので比較する意味が無くなってきています(なので、次の信託報酬が重要になってくる)。

運用管理費用(信託報酬)は運用期間中ずっと支払う手数料で、1年あたり基準価額の何パーセントかかるか(年率)で表記されます。

ですので、数字は小さくても20年、30年と保持しているとかなり大きな差になってくるのです。

ちなみに、この信託報酬の支払先は委託会社(運用会社)・販売会社・受託会社(信託銀行)に配分されるのですが、どう配分されるかは購入側からは関係なく、一般に投資信託と言うと、トータルの数字を指すため気にしなくて良いかと思います。

ネット証券なら信託報酬の数字だけ見れば良いのね

隠れコストについて

問題は最後の、その他の費用及び手数料(隠れコスト)です。

こちらも信託報酬と同様、どんなに低コストな投資信託でも必ず発生するもので、目論見書にも記載されているのですが、大抵が「運用状況などにより変動するものであり、事前に料率や上限額などを記載することはできません。」等と書かれています。

具体的には以下のようなものになります。

  • 有価証券等の保管及び資金の送金・資産の移転等に要する費用(保管費用)
  • 監査法人等に支払うファンドの監査に係る費用(監査費用)
  • 開示資料等の作成・印刷費用等(印刷費用)
  • 信託事務の処理等に要するその他費用(その他)

この隠れコストについても運用期間中ずっとかかるものですので、少ないからと言って無視はできません(運用期間が長いと膨れ上がる)。

じゃあこれがいくらなのかを調べるにはどうすれば良いか?と言うと、運用報告書になります。

運用報告書とは、投資信託の決算を迎えるごとに作成され、運用成績や資産状況などを報告する文書のことです。

こちらに「1万口あたりの費用明細」という項目があり、隠れコストや、それを含めた全ての費用・手数料の合計(実質コスト)を知る事が出来ます。

ちなみに、目論見書に記載されている費用(信託報酬など)についても記載さていますが、運用次第では目論見書と異なる結果になっている場合もあります。

大抵は比率(%)も記載されているので、投資信託の比較は、合計の比率(実質コスト)でやれば間違いない、という事になります。
(1つ1つ運用報告書を見に行かなくても、一覧で分かるようにしてくれているサイトなどもあります)

ただし、この運用報告書は、決算を迎えるごとに作成されるため、一度も決算を迎えていない(運用開始から1年未満の)ものは隠れコストが分かりません。

新しいものに飛びつくのは要注意だね

「真の」隠れコストとは

実はこの隠れコスト、運用報告書にも載らない、いわば「真の隠れコスト」(本当の隠れコスト)があるのです。

真の隠れコストの中身も色々あるのですが、大きなものではバスケット取引と呼ばれる取引の売買手数料があります。

バスケット取引とは、複数銘柄をまとめてバスケットに入った1つの商品として売買する取引のことを言い、東京証券取引所(東証)では、15銘柄以上かつ売買代金1億円以上、と定義しています。

この時、手数料は約定価格に含まれる(切り分け出来ない?)ため、運用報告書に記載されない(けど実際は掛かっている)コストとなっているようです。

ちなみに、SBI・VシリーズのようにETFを買い付けている投資信託であっても、何かしらの「真の隠れコスト」(本当の隠れコスト)は発生している可能性があります。

では、この真の隠れコストがいくらなのかを知る方法は無いのか?という事になるのですが、切り分けこそ出来ないものの、真の隠れコストも含めた全てのコストを知る方法が、トータルリターンです。

トータルリターンとは、一定期間内にファンドへの投資から得られる総合収益のことで、ここには分配金や手数料も含まれます。

当然、価額の上下も含まれるので、単体で見ても分からないのですが、同じ指数に連動する投資信託同士の比較であれば、(真の隠れコストを含めた)本当の実質コストを知るための一つの判断材料になります。

トータルリターンは証券会社のサイトにも載っていたりするわね

トラッキングエラーについて

ただし、同じ指数に連動する投資信託同士であっても、(真の隠れコストを含めた)本当の実質コスト以外にトータルリターンに影響するものとして、トラッキングエラーがあります。

トラッキングエラーとは、連動対象とする指数の収益率とファンド(ETFを含む)の収益率との差のばらつき具合を標準偏差で表現したもので、

要するに指数に連動させようとはしているものの、実際には多少のズレ(投資信託によって異なる)は発生するのです。

ですので厳密には、トータルリターンが高い =(本当の)実質コストが低い = 優秀なファンド、とはならないのですが、個人的にはここはあまり気にしなくて良いかと思っています。

例え、トラッキングエラーがあったとしても、そのトラッキングエラーがプラスに働くかマイナスに働くかは半々(50%ずつ)です。

もちろん、トラッキングエラーが大きすぎてインデックスファンドになっていない(実質アクティブファンドになっている)場合は大問題ですが、ある程度の規模のファンドであれば、そこの信用性は担保されているでしょう。

であれば、プラスに働くかマイナスに働くか半々のトラッキングエラーよりも、100%絶対に損失になるコストの方が重要だと思います。

運用成績に関わらず(例えマイナスになっても)かかるものだから出来るだけ抑えたいね

まとめ

以上を踏まえて、個人的には投資信託を選ぶ際の基準として、信託報酬をベースに、(同じ指数に連動する投資信託を比較する場合は)トータルリターンも加味すると良いかと思います。

信託報酬をベースとするのは、(運用開始から1年未満のものも含めて)どの銘柄でも公開されているものであり、運用報告書に記載される隠れコストもおおよそこれに比例する(信託報酬が低いものは隠れコストも低い)事が多いためです。

トータルリターンは(トラッキングエラーによる上下も含むため)信託報酬よりは信頼度は低いものの、真の隠れコストを含めた数値を知る唯一の方法として捨てがたいです。

とは言え、ネットで情報が飛び交う現代、いかにコストを下げるか各社しのぎを削っているでしょうし、大筋(ネット証券で信託報酬が低いものを買う)を間違えていなければ大きな失敗は無いかと思います。

こういった細かいコストなどよりも、いかに保持し続けられるかが一番大事です。

売却してしまって稲妻が輝く瞬間を逃すのが一番の損失だね

それでは皆様、よきフィットネスライフを〜🏃‍♀️

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