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【FANG+】2025年12月の銘柄入替~パランティア採用決定~

2025年12月24日

こんにちは〜🌤️おりおりです🙋‍♀️

FANG+の銘柄入れ替えについて

FANG+指数は、四半期ごと(3月、6月、9月、12月)にリバランスと(基準を満たせば)銘柄入れ替え(除外・追加)がありますが、このたび1年3ヶ月ぶりに銘柄入替が決定しました。

新規採用・除外銘柄

新規採用:パランティア・テクノロジーズ

除外銘柄:サービスナウ

ちなみに、直近では2024年9月にテスラとスノーフレークが除外され、クラウドストライクとサービスナウが新規追加されています。

【朗報?】FANG+銘柄入れ替えについて~つみたて枠最強はさらなる進化を遂げるのか~

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また、FANG+の銘柄入れ替え基準はこのようになっており、パランティア・テクノロジーズ(以下、パランティア)は採用基準を十分に満たしていたものの、上位10位以内のランクから外れる銘柄がなかなか出なかったことで、採用がやや遅れたことも話題になっています。
(Zテック20は2025年4月、一歩テックは2025年6月に新規採用されています)

銘柄選定⽅法(新)

■ 原則として「FAANMG」6銘柄を組み⼊れる

■ 銘柄数:10銘柄

■「FAANMG」以外の4銘柄は、

・時価総額(35%)
・1⽇平均売買⾼(35%)
・直近12カ⽉株価売上⾼倍率(15%)
・直近12カ⽉売上⾼成⻑率(15%)

の4指標を括弧内の⽐率で加重平均してランキング化し、その上位4銘柄を指数構成銘柄とする

■「FAANMG」以外の4銘柄は次の⼊れ替えタイミングで上位10位以内のランクであれば⼊れ替え対象とならない

指数算出⽅法変更のお知らせ | 大和アセットマネジメント株式会社

パランティアとは

しかし、採用基準を満たしていると言っても、パランティアという会社名は聞いた事もない、という人も多いと思います。

それもそのはず、主な顧客は政府機関(最近になって民間企業も)で、一般個人向けには商売を行っていないからです。

新規採用銘柄の概要
パランティア・テクノロジーズ

データ解析およびAI(人工知能)を活用し、ビッグデータ分析のためのソフトウェアを提供する企業です。テロとの戦いを掲げた米国の諜報活動を支援する目的で2003年に創業されました。
主な顧客はアメリカ国防総省、CIA(中央情報局)、FBI(連邦捜査局)などの米政府機関の他、世界の防衛・諜報機関、災害救援組織で、テロ対策や情報収集、犯罪捜査に用いられています。現在ではビジネスモデルを転換してきており、国際的な政府機関だけでなく州および地方政府や民間企業へのサービス展開を加速しています。企業向けの主力製品である「Palantir Foundry」は、製造業、ヘルスケア、金融など様々な業界で利用されており、サプライチェーン管理、医療データ解析、感染症の拡大予測、不正取引の検知などに利用されています。

FANG+指数銘柄入替えのお知らせ|大和アセットマネジメント株式会社

しかし、AI関連ということで、(ハードウェアとソフトウェアの違いはあれど)エヌビディアと同様に、伸びているのもうなずけます。

FANG+指数銘柄入替えのお知らせ|大和アセットマネジメント株式会社

このように、売上高(予想含む)・株価ともに、すさまじい成長率となっています

急成長している銘柄の採用が遅れると、高値掴みになる恐れがあるね

FANG+の全構成銘柄を比較

では、今回追加されるパランティアと、除外されるサービスナウも含め、FANG+の全構成銘柄について値動きを見てみましょう。

2025年の成績をみれば一目瞭然

S&P500S&P500 TRNASDAQ100NASDAQ100 TRMSCI ACWIMSCI ACWI TRNYSE FANG+ IndexiFreeNEXT FANG+インデックス
111.87113.26114.31115.09116.16118.28116.28117.02
METAAAPLAMZNNFLXMSFTGOOGLNVDAAVGOCRWDNOWPLTR
107.76112.2098.70107.58113.30155.33118.35141.20130.9272.87221.92
今年の年初(2025年1月3日)を100とした場合の現在(2025年12月17日)の基準価額
※全て配当込み・米ドルベース(iFreeNEXT FANG+インデックスは1営業日前の基準価額を米ドル換算)

今年のFANG+はイマイチですが、その構成銘柄の中でもサービスナウ(NOW)はダントツの最下位(-27%)で、かなり足を引っ張っていた、というのが見て取れます。

それに対して、パランティア(PLTR)は+122%(約2.2倍)となっており、この2つが入れ替え対象になったのも納得です。

2024年はもっとすごかった

S&P500S&P500 TRNASDAQ100NASDAQ100 TRMSCI ACWIMSCI ACWI TRNYSE FANG+ IndexiFreeNEXT FANG+インデックス
137.61139.50141.94143.04129.45131.99157.91162.46
METAAAPLAMZNNFLXMSFTGOOGLNVDAAVGOCRWDNOWPLTR
172.29137.55149.05191.45115.48138.16289.11225.47142.95158.11479.68
昨年の年初(2024年1月3日)を100とした場合の昨年末(2024年12月30日)の基準価額
※全て配当込み・米ドルベース(iFreeNEXT FANG+インデックスは1営業日前の基準価額を米ドル換算)

2024年は「一生一緒にエヌビディア」という言葉が生まれるくらい、エヌビディア(NVDA)の伸びがすごかった年なのですが、じつはパランティア(PLTR)はそれ以上でした。

エヌビディアが3倍近くなら、パランティアはじつに5倍近く、というとんでもないリターンになっています(このタイミングで組み込まれていたら、すごいことになっていたでしょう)。

また、この年のサービスナウ(NOW)の成績はFANG+の平均(指数)以上になっていて、採用されたのも分かります。

2023年から伸びだした

S&P500S&P500 TRNASDAQ100NASDAQ100 TRMSCI ACWIMSCI ACWI TRNYSE FANG+ IndexiFreeNEXT FANG+インデックス
134.22136.44166.68168.10129.21132.12199.17202.71
METAAAPLAMZNNFLXMSFTGOOGLNVDAAVGOCRWDNOWPLTR
283.76154.79177.04165.05158.35156.74346.21206.32247.21183.27268.70
一昨年の年初(2023年1月3日)を100とした場合の一昨年の年末(2023年12月29日)の基準価額
※全て配当込み・米ドルベース(iFreeNEXT FANG+インデックスは1営業日前の基準価額を米ドル換算)

さらにさかのぼって2023年を見てみると、途中までパランティア(PLTR)はFANG+の平均にも達していなかったのが、5月の中ごろから急に伸びだしたのが分かります。
(とはいえ、1年のトータルではエヌビディア(NVDA)に少し劣ります)

パランティアの値動きは、少し前のエヌビディアと似てるわね

FANG+全構成銘柄の平均リターン推移

年数S&P500 TRNASDAQ100 TRMSCI ACWI TRNYSE FANG+ IndexiFreeNEXT FANG+インデックスMETAAAPLAMZNNFLXMSFTGOOGLNVDAAVGOCRWDNOWPLTR
120.0527.8023.9640.0438.3818.1423.2117.1126.6622.2099.0033.73162.6553.74-19.27162.72
227.4630.7025.9745.9145.3745.0425.0329.7854.8117.8960.29100.08117.2550.6111.76198.30
325.6634.8424.2256.7659.2084.3029.3639.8758.6230.7653.51128.23105.9569.9230.25194.45
525.0026.4421.9734.2533.2728.6829.2517.1426.8729.1440.7081.9075.9537.8817.8956.30
1017.3922.4914.6632.59-23.0229.5124.4427.1929.3626.7876.4148.27-28.05-
1519.4324.3215.53---30.7629.7432.5429.3928.5659.1249.32-25.58-
2012.4817.1810.27---29.6127.3434.2219.1520.4840.03--14.16-
3012.00-9.92---27.59--19.80------
40------22.28---------
最大31.3442.9228.9266.8965.3791.2041.5950.7077.3837.1390.23149.97131.0986.5136.75311.09
最小9.129.477.8128.5126.7716.2717.4011.8120.055.6119.4126.2343.7219.67-9.8850.21
現在(2025年11月28日)時点のリターン(年率平均)(%)
※全て配当込み・円ベース

現在までの期間(年数)を横軸、リターン(年率平均)(%)を縦軸としたリターングラフにすると、パランティア(PLTR)は最低でも50%というとんでもないリターンになっています。
(他のFANG+構成銘柄の、どの銘柄よりも優れています)

しかし、パランティアは(2020年9月30日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に)上場してから5年しか経っておらず、この期間の成績を鵜呑みにするのはインデックスファンドですら危険です。

【メガ10】2006年からの成績比較~データの取得方法も解説~

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パランティアが来年も同じペースで伸び続けるか、今年のサービスナウみたいになるか、見ものだね

FANG+の今後について

このように、売上高株価(リターン)もうなぎ上りのパランティアですので、FANG+に採用されるのは朗報のように感じますが、

当然ながら今後も伸び続けるとは限りませんし、この入れ替えが吉と出るのか凶と出るのかは誰にも分かりません。

ネガティブな見方をすると、すでに今後もすごいペースで成長することを見越しての株価になっているため、順調に伸びても(良い決算が出ても)予想よりも下なら、株価は下がる可能性があります

逆に言うと、株価が今後も同じペースで伸び続けるには、(今の予想をも上回る)ものすごい売上(利益)を出さないと難しいかも知れません。

個人的には、それよりも(Zテック20や一歩テックと比べて)採用が遅れた方が気になります。

FANG+と言えば、運用開始(2018年)当初から、(当時はあまり目を付ける人も居なかった)エヌビディアやテスラをいち早く組み込み、株価が最も伸びた時期の恩恵を受けること(美味しいところ取り)ができたファンド(指数)でもあります。

2022年12⽉19⽇より現行のルールに変わったから仕方ないとは言え、せっかく均等加重平均(等ウエイト)で、時価総額関係なく10%の配分ができるのですから、(外してもいいから)伸びきる前に組み込んで欲しい、と思うのは私だけでしょうか。

とは言え、NISAのつみたて投資枠や、iDeCo(2025年4月から、楽天証券で予定)に対応した、唯一無二のハイリスクハイリターンファンドであることに変わりは無いため、今後に期待したいところです。

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とくに、スイッチングがあるiDeCoに追加されるのは大きいわね

それでは皆様、よきフィットネスライフを〜🏃‍♀️


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