NISA改正に備えて~今から何をすべきか~

こんにちは〜🌤️おりおりです🙋‍♀️

NISA改正の恩恵を最大限受けるには

NISA制度(一般NISA・つみたてNISA)が大幅に改正されそうですね。

今回は、この改正に乗り遅れないよう、今からやるべき事について考えてみたいと思います。

改正には大きく、制度の恒久化・非課税期間の無期限化・非課税限度額の引き上げ・生涯上限枠の設定、の4つがありますが、

制度の恒久化と非課税期間の無期限化についてはやる事としては改正前と同じ(取り崩す時期(年齢)になるまで積み立て続けるだけ)なので特に注目すべき点はありませんが、

非課税限度額の引き上げについては、(今年の枠は来年に引き継げないため)各年度とも出来るだけ多く使い切りたい(枠を余らせる=非課税の恩恵を捨てる事を避けたい)ところです。

今までと同じ(つみたてNISAの場合、年40万円)ペースで積み立ててもいつかは生涯上限枠に届く、という考えもありますが、より多くの額をより長く運用した方が複利の力を得られますし、

それに掛かる税金(本来、利益が多くなるほど多くなる)が免除されるわけですから、できるだけ早く生涯上限枠に達した方が良い、と言えます。

では、その為に今から何をすべきか、ですが、結論から申しますと、入金力を高めてNISA+α(特定口座)への投資を行う事かと思います。

これがどういう事かについて、説明していきたいと思います。

注目点は「非課税限度額の引き上げ」だね

入金力を高める

まず入金力についてですが、これは読んで字のごとく「月々の入金(投資)できる金額」の事です。

すでに生涯上限枠に近い資産を持っている人は別ですが、多くの一般人にはNISAに投資出来るような資産はなく、月々の給料の中から捻出する事になります。

とは言え当然、生活に必要なお金もあるわけですから、給料の全てを投入出来るわけではなく、そこから必要経費を差し引いた余剰資金が投入出来る金額になります。

ここで要注意なのは、投資と貯金を混同してはいけない、という事です。

投資すべきかどうかの基準は「15年以上後に使う予定のお金かどうか」です。

15年というのは、インデックス投資が(過去のデータ上)マイナスになる可能性がほぼ無くなる年数で、逆に言うと、これより短いとタイミングによっては投資金額より使う(=売却する)時の金額の方が下になる(元本割れする)可能性があります。

ですので、15年以内に絶対に必要になるもの、例えば子供の教育費などは貯金で賄うべきであり、(すでに用意出来ている場合は別として)貯金の積み立ても別途必要になります。

つまり、余剰資金(収入 - 支出)の中から貯金の積み立てを引いたものがNISAに投資できる額、となります。

こう考えると、非課税限度額まで投資を行う、というのはかなり難しい事のように思えますが、これをやるためにはシンプルに余剰資金を増やすしかありません。

そのためには、収入を増やすか、支出を減らす(またはその両方)しかありません。

それが簡単に出来たら苦労しないわね

固定費の見直し

なかなか難しい事ではありますが、その中でも取り組みやすく、すぐに結果が出るものとして固定費の見直しがあります。

中でも一番のおススメは、(現在3大キャリアを使っている人は)格安SIMに乗り換える事です。

格安SIMと言えば、電波が届きづらい、速度が遅い、と言ったイメージがありますが、実際使ってみると思っていたほど問題は無かった、となる事が多いかと思います。
(メールアドレスも最近はフリーのもの(GmailやYahoo!メールなど)で不都合が生じる事はほぼありません)

もし乗り換えてダメだったら戻せばいいだけですし、乗り換えのキャンペーンなども各社にあるため、乗り換え自体での損失はほとんど無いでしょう。

最近では3大キャリアのサブブランドも出ているため、不安な方はこちらを選ぶだけでもかなりの固定費削減になるかと思います。

他には、(持ち家の人は)住宅ローンの見直しや、保険・サブスクの見直し(不要なものを解約)なども有効です。

保険については、火災や死亡(生命)、自動車(対人・対物)など損害時の額が大きいものは除いて、他(医療・がん・学資・養老・ペット・車両など)は貯金で対応した方がトータルで得をする可能性が高いです(そうでなければ保険会社は成立しない)。

「鶏が先か、卵が先か」になりますが、貯金が無いから保険に入る、保険料を払うから貯金が出来ない、のループから脱出するには、

保険料を払いながらも少しずつ貯金して、ある程度貯まったら保険は解約するのがベストでしょう。

固定費の削減は確実に毎月の入金力アップに繋がるから超重要だね

NISA+α(特定口座)への投資

では、もうひとつの「NISA+α(特定口座)への投資」とは何か、と言うと、(固定費削減で浮いた分も含めて)今のうちから出来るだけ(現在の)非課税限度額以上の投資をしておく、という事です。

例えば、つみたてNISAであれば、現在の非課税限度額は年間40万円ですから、月々33,333円になりますが、

これに、16,667円(の特定口座への投資)を追加して合計50,000円を投資する、という事です(ちなみに月5万円というのは各証券会社でのクレジットカード積立(ポイント還元で少しお得)の限度額なので、目標としやすいです)。

こうしておくと何が良いかと言うと、(非課税限度額が増えた時に備えて)入金額を増やす練習にもなりますし、(入金力が改正後の非課税限度額に届かなかった場合)特定口座からNISA口座に移補完できる、という所です。

先ほど、15年以上後に使う(売却する)予定のお金でなければ投資すべきではない、とお話しましたが、この場合は例外です。

特定口座からNISA口座に移す場合も、実際は確かに一度売却してから購入し直す事になるのですが、(買いなおす前提であれば)売却時の価格は関係が無いのです。

例え売却のタイミングが暴落期であったとしても、購入時もそれだけ安く買えるわけですから、結局は、最終的に売却する(お金を使う)時の価格 - 最初に購入した時の価格、が利益になります。

ただし、暴落時に移してその後に高騰した(ちょうどJカーブの底で移したような)場合、税金は、最終的に売却する(お金を使う)時の価格 - 移した時の価格、に掛かるため(本来よりも)多くなってしまいますが、

NISA vs つみたてNISA、どちらが良いか?~徹底比較~

NISA口座は非課税であるため、特定口座 → NISA口座であれば何ら問題はありません(逆の場合は問題なのですが、非課税期間の無期限化のお陰で、考える必要が無くなりました)。

損をする可能性が無いのであれば、(非課税限度額が増えるまで)現金で寝かしておくのではなく、(特定口座で)少しでも運用期間を伸ばした方が良い、となります。

つみたてNISA最大の懸念点の一つであった、20年後と暴落期が重なった場合、は完全に解消されるね

収入アップまでの時間稼ぎ!?

とは言え、入金力が改正後の非課税限度額に足りない分、(改正前に貯めていた)特定口座からNISA口座に移して補完したとしても、いつかは尽きてしまいます。

その後も非課税枠を逃したくない、という人はもう収入アップしか無いでしょう。

収入アップと言えば副業が真っ先に思い付きますが、個人的には時給制のアルバイト等よりも、(後々、単価アップが見込めるような)事業所得となる副業が良いかと思います。

幸福度を上げるためのお金(資産)なのに、それを稼ぐために時間を犠牲にし続けるのは何か違いますし、将来、お金と時間の両方が手に入る(可能性がある)方が、意欲も湧くでしょう。

こうした副業は得てして最初はあまり稼げないのですが、この間(事業が軌道に乗って入金力が上がるまで)の繋ぎとして、特定口座の蓄えは使えるかも知れません。

実際、筋書き通りにいくかは分からないけど、プランとしては良いわね

それでは皆様、よきフィットネスライフを〜🏃‍♀️

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