ETFについて~投資信託との違い~

こんにちは〜🌤️おりおりです🙋‍♀️

ETFとは何か

前回、どの投資信託が良いのか、手数料ランキングも交えてお話しましたが、

どの投資信託を買うべきか~手数料ランキングも公開~

投資信託やインデックスファンドについて調べているとETFという言葉もよく出てくるかと思います。

国内ETF、海外EFT、米国ETFなどなど、色んなものがありますがそもそもETFとは何か?についてお話していこうと思います。

ネット証券のメニューにもETFという項目があったりするわね

ETFと投資信託は似て非なるもの!?

ETFとは株の一種なのですが、実は投資信託でもあるのです。

投資信託と言えば以前もお話したように、色んな投資家からお金を集めて運用し、その運用益を分配するものなのですが、その運用時の投資先として株があります(株以外に投資するものもありますが)。

インデックスファンドとは?~アクティブファンドとの違い~

ですので、投資信託=株ではないのですが、ETFはこの投資信託が上場したものなのです。

そもそも ETF とは Exchange Traded Fund の略で日本語に訳すと 上場投資信託 となります。

上場すると取引所で自由にリアルタイムで取引する事ができ、我々が一般的にイメージする株(個別株)もこれに当たります。

リアルタイムで取引するからこそ秒単位で値動きが起きるわけだね

ETFと投資信託の大きな違い

じゃあ投資信託は違うの?と言う疑問が湧いてきますが、これがETFと投資信託の一番の違いになります。

投資信託も株(ETFも含む)と同様、値段が上下するのですが(基準価額と言います)、株のように秒単位で変動するのではなく、基本的に変動するのは1日1回のみとなります。

ではその日の値段で売買出来るのか、と言うとそうではなく、一般的には海外市場に投資(運用)するファンドは申込の翌営業日(約定日と言います)の基準価額で売買する事になります。

つまり、売買する時には正確な値段は分からず、結果が分かるのは翌日以降です(連休や海外市場の休場日などが重なると数日後になる事も)。

ですので、極端な例で言うと、暴落が始まったから早く売ってしまいたい、と思って売っても、確定するのは数日後にだいぶ下がってしまった後、なんていう事態もありえます。

じゃあすぐ売れるETFの方が絶対いいじゃん、となりそうですが、そもそもインデックス投資はあくまで長期保有して、一時的に下がったとしても長い目で見れば上がっていく、という前提で行うものです。

ですので、心理面で考えると、投資信託の方が焦って売ってしまう心配がない(焦っても意味が無いから)という見方も出来ます。

すぐに売れない、というのはデメリットでありメリットでもあるんだね

ETFと投資信託の小さな(重要な)違い

その他にもETFと投資信託には小さな違いがあるのですが、むしろこちらの方が重要だったりします。

まず1つ目が運用コストの差です。ETFも投資信託と同様、毎年の運用手数料(ETF・投資信託とも「信託報酬」と呼ばれます)がかかるのですが、その額は一般的にはETFの方が低めです。

最近は投資信託も信託報酬が低いものが出てきているとは言え、仕組み的にETFより低くする事は難しく、塵も積もれば~と考えると馬鹿にできないかも知れません。

そして2つ目が1株単位でしか買えない、という事です。

ETFは株の一種ですので1株あたりの値段があり、その単位でしか購入が出来ません。

例えば、3万円分買いたいとしても、1株8,000円だとしたら実際は3株(24,000円ぶん)しか買えません(もしくは予算オーバーして32,000円出すか)。

また、この価格も変動するので、翌月も同じ出費とは限りません(1株9,000円になっていたら3株=27,000円ぶんになる)。

この点、投資信託の場合は証券会社にもよるのですが、100円以上・1円単位などで買える事が多く、3万円分買いたければ、3万円分ぴったり買えます。

ETFでも余った分は翌月に回す、などのルール決めをすれば毎月分散投資(ドルコスト平均法)も出来ますし、長い目で見ればさほど差は無いですが、心理的には気になる人もいるかも知れません。

つみたてNISA・iDeCoは不可!?

以前、国の税制優遇制度として つみたてNISA(ニーサ)や iDeCo(イデコ)があり、これは枠であって、実際に何に投資するのかは自分で決める、というお話をしたかと思います。

投資の種類~安全に投資するには~

ですので、この枠を使って投資信託を買うか、ETFを買うか、となるのですが、実はETFはこれらに非対応なのです。

つみたてNISA(ニーサ) や iDeCo(イデコ)で買うものは自分で選べるのですが、その選択肢は、国が審査して取り決めを行っていて、手数料が高すぎたりハイリスクなものを除いてくれたりしています。

ETFがこれらに該当する、というわけではないですが、(投資信託と比べて)まだ出来てからの歴史が浅い、などの理由で今のところ採用されていないようです。

厳密には採用されているETFもあるにはあるのですが、数が少なくいずれも信託報酬が高い(前回紹介した投資信託の方が安い)ので、ETFの最大のメリット(手数料が安い)が無く、選ぶメリットはあまり無いと思います。

つみたてNISA・iDeCoなら投資信託ね

ETFはどこで使うのか

じゃあ結局、投資信託の一択じゃん、となりそうですが、つみたてNISA (ニーサ)や iDeCo(イデコ)には限度額があり、それ以上は普通の課税対象の口座(一般口座or特定口座)で買うしかなく、ここでは何でも買えます。

つまり、まずは、つみたてNISA (ニーサ)や iDeCo(イデコ)の範囲内で投資信託を買い、限度額以上に投資を行いたい場合は、

そのまま投資信託を買い増す

限度額を超えた分はETFにする

という二択になるかと思います。

「投資信託のみ」か「投資信託+ETF」の二択だね

それでは皆様、よきフィットネスライフを〜🏃‍♀️

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NISAはSBI証券、iDeCoはマネックス証券がおススメです

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